ギャルゲー・エロゲーを中心とするレビューを綴るブログであります。基本ネタバレありです。
2016年は8作品。久々に熱が出た。今年は…今のところ気になる作品もない。

Kanon

2009.07.10 by てるりん♪

8.Kanon
企画:久弥直樹
脚本:久弥直樹、麻枝准
原画:樋上いたる
CG:みらくる☆みきぽん、鳥の、しのり?
音楽:折戸伸治、OdiakeS

 

 

 

<ストーリー>
家庭の事情により北国(「雪の街」)の叔母の家に居候する事になった相沢祐一。7年前まではよく訪れていたにも関わらず、彼には当時のことが思い出せずに いた。そんな中、彼はそこで出会った5人の少女達と交流を深め、幼い頃の大切な記憶を取り戻していく。(by wikipediaから参照)

 

■泣きゲーの金字塔的作品。Keyの初作品で泣きゲーブランドとして確固たる位置づけをさせた作品。

<感想>※基本ネタばれありです

pikanaki
3

泣…泣き所は押さえています。私的にはあゆシナリオがジーンと来た。ストレートなのが一番。

 

シナリオ(24点)


奇跡の代名詞Kanon。
各シナリオを見ても、やはりKeyの作品らしくヒロイン達の奇怪な言動がすごい目立ちます…。

奇跡を謳うKanonのシナリオですが、私的には奇跡というのが安易に使われているのではないかなーと思えてなりません。
基本『純愛』がメインなのでAIRやCLANNADとは違って、方向性に関しては問題なく描かれているのですが・・・。

単純化されたシナリオ構成で、出会い⇒親睦を深め(恋仲)⇒悲劇が起こる⇒奇跡でHappy Endってパターンが確立されている。
シンプルではありますが、各ヒロイン事に密接に絡んでくるヒロインもおり、一度の奇跡で皆がハッピーになる訳ではないと思えば奇跡を安易に描いているとは言い切れないかもしれません。

ただ、やはりその一人の起きる奇跡の描き方も私的には都合的にしか見えなくて、在るべき奇跡とは違い、死に対して安直に描きすぎではないかなーと思います。
安っぽい感動とはまた違うのですが、栞のシナリオ何かは言動と起こっている事が正反対な為に言葉の重みがあまり感じられない点も残念な所。

作為的に感じられるが、全体的にストレートで、先が読めても感動路線にゴリ押しで突っ走るような感じはある意味悪くはない。
キャラクターのギャップが多分、Keyの感動とシナリオに対して上手く効果的に表れているんだろうと思うのだが、私的にはKanonやAIRの奇人変人ぶりはどうにも性に合いません…。会話が成り立たない台詞など聞いてて頭が痛くなったり…。

Keyの音楽のレベルの高さが強烈なので、ストレートに泣かせようとする点は演出効果としては良いんだけど。
Keyの作品は非常に雰囲気が良いゲームが多いのは素晴らしいとは思うが。

 

キャラクター(6点)


■ヒロイン
全員電波系なんですが、まだAIRよりはましな感じが…笑
倉田佐祐理だけはまだマトモな感じw とりあえず全員灰汁が強いですよねー。浮きまくりです。

割り切った電波系なんだけど…、どうにもやっぱりCGを含め全体的に私的には好みに合わないキャラクター像だった…。

■主人公
主人公に関してもKeyの主人公はどうしても好きになれないキャラクターが多い。

 

システム(10点)


■インターフェース
やはり10年近い前の作品なので…インターフェースの悪さは流石に昨今の作品と比べれば劣るのは致し方ないか…。

■CG鑑賞
計90枚ぐらい。一人頭17枚~20枚ぐらい。やっぱあゆが一番多い。

■その他
・NAME機能
主人の名前を変更できます…AIRとほとんど変わらずw

しかし、JSっぽい仕様が何とも時代を感じます。

 

CGBGM(11点)


■キャラ絵
あーやっぱ駄目です。Keyの初期作品の(Oneもそうでしたが)癖が強いです。
バランスの悪さが…。割り切れといっても慣れるまでは時間がかかりますよね…。

■背景画
夏はAIR、冬はKanonです。

自然が多いと言うか、冬の街並みが舞台って感じです。AIRのような田舎が舞台ではないです。

■BGM
全22曲。歌唱付きは2曲。
BGMに関してはLast Regretかなー。Keyの中では珍しく印象に残るサウンドが少なかった感じがします。
それでも冬らしいテーマソング、BGMが心地よい。Keyのこの物悲しくなる音楽は堪らなく好み。

 

総評(51点 Cランク)


(*-ω-*)んー…やはりパンチ不足。雰囲気はすごく好きなんですが、どのシナリオもここぞと言う場面でのカタルシスや感動がいまいち感じられなかった。
ワンパターン化されたシナリオ構成も一因にあるとは思うのですが。

奇跡に関してですが….
Kanonに関しては奇跡への過程がまず描かれていない。奇跡は起こるのではなく起こすものと私的に強く思っている部分があるので。
何かしら努力や行動があってからこそ、それが安易なものでも起こるよりはずっと心に響く物だと思うので。

主人公・どのヒロイン含め、誰一人『奇跡』に対して非常に悲観的で現実的な考え方を持っており、誰も願っていないから(テキスト上では)尚更ラストに関しては不必要と言うより不自然に思えるんだよね。

美少女ゲームを泣きゲーとして確立させ世に広めた金字塔的作品でもあるので、一度はプレイして貰いたいとは思う作品。

※素材は公式サイトから

kanon06     kanon03

 

Kanon OP(youtube) OP主題歌 『Last regrets』 歌:彩菜

 

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