ギャルゲー・エロゲーを中心とするレビューを綴るブログであります。基本ネタバレありです。
2016年は8作品。久々に熱が出た。今年は…今のところ気になる作品もない。

AIR

2009.06.30 by てるりん♪

7.AIR
エグゼクティブプロデューサー:馬場隆博
企画:麻枝准
脚本:麻枝准、イシカワタカシ
原画:樋上いたる
音楽:折戸伸治、戸越まごめ

 

 

 

<ストーリー>
さすらいの人形遣いの青年が、海辺の田舎町で偶然出会った少女達と紡ぐひと夏の物語。
夏はどこまでも続いて行く…。青く広がる大気の下で。彼女が待つ大気の下で。

(by wikipedia+公式サイトから)

 

<感想>※基本ネタばれありです

■Keyブランドの2作品目である『AIR』。これがまた話題を攫った一つの泣きゲー。AIRは芸術と言われるぐらいの名言も…。

pikautu
pikanaki
3 5

鬱…シナリオ展開を見ると後半以降は鬱になるような展開…。
泣…AIR編は結構強烈な母子愛が描かれています。

 

シナリオ(37点)


(*-ω-*)んー…個々のシナリオに関してはパンチ力はあり、前作のKanonと比べて奇跡の使い所も良く出来ている感じはするが…。

個々のシナリオだけを見れば美凪編が良かった。

母と子の関係以前より、『みちる』と『美凪』、夢との関係が切実。美凪と言う一人の人間に課せられた運命が非常に酷である。
『夢』ネタとしては素直に良かったと思います。二人の屋上のやり取りは特にグッド。それぞれシーンが切り替わる様は演出効果としては抜群だった。

子供が故の想いの強さは儚いよねぇ…。『みちる』のキャラも酷いのだが、役としては良かった。
二人の関係を見ると、覚めない夢の輪舞曲でもありかなと思えます。何も運命に立ち向かう事が全てでは無い。
それが正しいと言えば私的には『後悔』を形として残してしまったので、好ましくない終わり方ではあるんだけどね。

佳乃編は至ってオーソドックスで面白味がない、寧ろ姉の『聖』の苦労の方が余程身に沁みる。

本篇のAIR編。晴子と観鈴の強烈な母子愛が描かれている。
SUMMER編がAIR編の過去の背景として描かれているが実質呪い以上に母親と娘の関係に集約されている

SUMMER編とAIR編は愛される事(親の不幸など/娘の不幸)の無かった娘(母親)が母親(娘)に対して愛情を注ぐ、表現一点に絞った作品なのだ。

AIRは母親と娘の家族の愛情の形を描いた泣きゲーである。シナリオ構成自体理路整然としない、理不尽な展開ではあるが、母親と娘だけの焦点に絞ればかなり強い絆で結ばれた母子愛が描かれているのである。

SUMMER編はそう意味では単独のシナリオとしては良く出来ていたとは思うんだけど…。
AIR編は晴子と観鈴の二人だけ焦点が合わされた展開なので、主人公いないって点も他の作品とは一風変わった展開でもあるかも。

散々Keyのキャラ電波具合は駄目だと言ってきましたが、何度もやるうちにあーこれがKeyなんだなと、割り切れてしまう所が逆にKeyの良さなのかもしれない…。
と何度もやってうちに思えてきちゃいました…。 (by 2011/05/01) 2年の時を得て、Keyキャラの良さが…割り切れるようになりましたwww

個人的にはゲームも良いけど、アニメ(京アニ版)のまとまり具合が一番好き。

 

キャラクター(4点)


■ヒロイン
上に書きましたが、これがKeyのキャラクターなんだと。Keyだけが赦される特権なんだとw
まぁガチで言えば合わないですが、(特にAIRは)皆優しくて、純粋であり思いやりのある娘たちばかりです。

■主人公
主人公に関しては…自由奔放は良いが…、もう少し道徳的な面を強化してほしかった…w

システム(10点)


■インターフェース
やはり10年近い前の作品なので…インターフェースの悪さは流石に昨今の作品と比べれば劣るのは致し方ないか…。

■CG鑑賞
計82枚。CG枚数は少ないっすね。

■その他
・NAME機能
主人の名前を変更できます…ぐらいっすかw

 

CGBGM(12点)


■キャラ絵
あー駄目です。Kanonと同様にキャラクターのドデカイ目とバランスの悪さが、どうにも受け付けません。プレイしているうちになれますが、最初はかなりきつかったです。

■背景画
夏の風物詩と言うか、やっぱ綺麗ですねぇ。色彩感があって、夏と言えばAIRと言葉出てきそうです。

■BGM
全25曲。うち3曲が歌唱付き。
BGMは…Keyの中でも最高峰の音楽です。私的に鳥の詩は今まで聞いた中では一番の名曲です。目を閉じるだけで世界観が創造出来る歌詞と音楽の良さ。青空や夏影と言い、独特な音楽が心に沁み渡ります。間違いなく、AIRは音楽があってこそのシナリオだと断言できます。
青空の導入タイミングは反則級です。

 

その他(5点)


BGMの良さで+αですかねー。改めて聞いてみると本当良い曲ばかり…双星や此処など、サントラ買いたい!って思うほど。

 

総評(68点 Cランク)


ファンタジーでありながら、理不尽な結末を真向で受け止める現実的な強さを描く。こう強く人間的の内面の良さを描いている割には、呪いと言う物でそれを描くのはなんだかなーって思ったりします。これが病気だ…って言われても確かに作為的には感じはしますが、そこらのバランス調整がもっと欲しかったなーって思ったり。

『叶わない想い』。残酷ではありますが、ヒロインが死ぬと言う現実を受け入れる『死』に対する描写が真摯的に描かれているとは思います。

だからこそ、呪いと言ったファンタジー的な要素を排除しても良かったんじゃないかなーって思ったりします。逆にSUMMER編で描いた呪いの真実が寧ろ、作為的に捉えてしまう部分もあり、私的には惜しいと思う点でもあるのです。

当然、感動させる事はこのKeyの十八番なんですが、もっと自然に話を盛り込む事も出来たのではないかなーと思ったり。
逆に、Keyだからこそ、こんなシナリオじゃないと駄目なんだよ!と思えてしまうのはKeyの雰囲気の良さかなー…。

てかこうじゃないとKeyじゃないって気がして、もうこのまま行って欲しい。

※素材は公式サイトから

air01       air05

 

AIR OP (youtube) OP主題歌 『鳥の詩』 歌:Lia

 

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