ギャルゲー・エロゲーを中心とするレビューを綴るブログであります。基本ネタバレありです。
2016年は8作品。久々に熱が出た。今年は…今のところ気になる作品もない。

BALDR SKY Dive2 “RECORDARE”

2009.12.13 by てるりん♪

25.BALDR SKY Dive2 “RECORDARE”
企画 : 戯画 TEAM BALDRHEAD
シナリオ : 卑影ムラサキwith企画屋
原画 : 菊池政治
BGM : TGZ SOUNDs(SHIM)、Barbarian On The Groove、LittleWing
主題歌制作 : I’ve sound

 

 

 

<ストーリー>
門倉甲が仮想空間で目覚めたとき、そこは戦場だった。
記憶をなくしてしまった甲は、訳もわからぬままそこにいた女性、レインの導きで仮想空間から現実世界に脱出する。
しかし、自分がまだ学生であると思っていた甲の目の前に現れた現実世界は平和だったはずの世界とは似ても似つかぬ荒廃した都市だった。
自分は平和な世界で星修学園に通う学生だったはず。再従姉妹である亜季が住む如月寮で、悪友の雅、幼なじみの菜ノ葉や千夏、そして空と真の姉妹達と楽しく過ごしていたはず。
しかしそんな甲に突きつけられた「今」の現実は、自分がすでに学生ではなく、自分が忌み嫌っていた、父親と同じ「傭兵」として、そして凄腕のシュミクラム乗りとして、部下のレインと共に戦場を駆け巡っているというものであった。
自分を戦場へと導いたものがなんだったのかすら思い出せない甲だったが、レインの導きと外科医・ノイの治療によって少しずつ記憶の断片を取り戻しながら、自らの過去と現在に起こった事件を知り、そして隠された真相に近づいてゆく。
(by wikipeadiaより参照)

■テーマ度数

pikautu
pikanaki
pikaodoroki
pikaikari
4 3 4 5

鬱…前回同様に重い展開です。特に空編でのネタバレ展開は絶望が付きまとっています。
泣…やはり空編の大団円でしょうか…。あの展開も強引ながらも泣ける展開です。
驚…真編から空編にかけて、BALRDSKYの世界が姿を表します。そんな罠だったのか…と。
燃…前回同様に更に燃える展開です。前回よりバトルが多くなっています。

 

<感想>※基本ネタばれありです
BALDR SKY Dive1 “LostMemory”の続編である作品。
因みにRECORDARE
の意味はラテン語で『覚えているよ』(2人称)

前回のDive1が非常に良かっただけに購入。ギャルゲーでありながら、アクションを追求し、シナリオにも追求し、更にはエロにも追求し…とある意味致せり尽くせりのゲーム。

それだけに…、私としてはあれだけ残した伏線をどう回収するかが非常に気になっていただけに…、その行く末は…Dive…。

 

 

シナリオ(42点)


実に面白かったね。ボリュームから言えばDive1より遥かに勢いを凌ぐ分厚さがあります…。
Dive1で残した伏線を回収しながら、BALRDシリーズ特有のアクションゲームとしての醍醐味もあり、非常に満足できる出来。

全体的にバトルシーンが多くなったような感じがします。所々で雑魚戦が含まれているので、シナリオに集中したい方にとっては萎える要素になるかもしれない。

 

亜季編
亜季自身あまり好みではないキャラクターだったので…、私的にあまり期待してなかったシナリオ笑。このシナリオでは方舟計画の全容やバルドルシステムなどが語られる事がメイン。展開的には千夏編の分岐、延長線上的な感じ。甲のシュミラクラの存在など、更に伏線が増した感じもある。シナリオ自体特に語るほどでもない感じかなぁ…。亜季自身の背景が重く描かれている。ぶっちゃけ真のかませ犬的なキャラに落ち着いてしまった感が強い…。

亜季と主人公の関係が幼少時代から遡る為に、恋愛面の描写においては感情移入の度合いが一応高くなっている。
ただ二人の関係を見るとどうにも…、しかも亜季が誕生する背景を知ると本当の意味で、近○相○的な意味合いが…。
まぁそれはおいといて、方舟計画自体がDive1で理解できる範疇にあった為、亜季編は補完的な意味合いが強い。

亜季自身の魅力がもう少しあればなぁ…って感じです。彼女もまた灰色のクリスマスの切っ掛けの部分なので、苦悩などは伝わってくるんだが、もう一つ感情移入出来なかった。主人公の真実に一歩近づくフラグもあり、展開的には結構色々とネタばらしもありながら、更に伏線を立てるような感じを受けた。

亜季もどちらかというとDive1より的な感じかなー。真編と空編で一気に話が収束していくので。

真編
真編からBALRD SKYの真骨頂!冒頭から分岐が分かれる為に、今までのストーリーとは違い、かなり奥深いものになっている。
既にドミニオンの巫女自体が、前回から超絶にネタバレで、何で主人公気付かないんだ?wwと一言w

実は真はこの世界において非常に重要な役割というか、この世界の秘密を実はほとんど知っていた!的な展開で事が進むので、会話の整合性が取れていない。というのも意図的なもので、空編への一つのフラグを立てただけに過ぎない。ノイと真の関係も要注目。

真自身の苦悩もかなり歪に描かれているが、実は…実は…、ちょっとした切欠というのが…、やっぱ世間体同様に覗き見は駄目ですよww

真と甲の恋愛描写関しても、違和感を覚えてしまう。記憶遡行での補完要素があるとしても、やっぱ甲が真に対して恋心を抱く過程がもう一つ深みがない。学園時代や現代編を見ても言葉で表しても、明らかに同情的な意味合いのほうが強く伝わってくるので。逆に真が甲を思う気持ちは痛切に伝わってくるんだけどねー!真自身特有の持病を持つだけに、自分を理解してくれる事ってストレートに心に伝わる部分でもあるので、6人のヒロインの中では、甲に対する思いが一番強く伝わったのは真かなと思いますねー。

久利原直樹が甲に飲ませた薬の謎も解けますが、このキーワードが結構痺れるだけに、使い方がもう一つ…><
もっと盛り上がる部分で出してほしい!ってのもありましたが…。空編でもこのネタが出れば良かったんだが><

全体的に見てシナリオに関してはとても良かったかなと思います。空編以外はあくまでも、個々のヒロインとの恋愛がベースにあるので、シナリオ自体も謎を解きながら各ヒロインと恋愛成就をさせる事が最もなので。良い意味でバランス良く、統率されたシナリオかなーと。

個人的にシナリオの良さで言えば…
空編  >= 真編=菜ノ葉編 > 千夏編 > レイン編 > 亜季編 かなーと思います。

空編

いや~実に驚きましたねー…。ある程度理解していても、まさかこの展開になるとは思いませんでした。
空編でBALRD SKYの真実や世界観が語られるのですが…言うならば、ひぐらしのなく頃などに代表される、パラレルワールドってのが主軸に置かれた世界観。これはプレイしてみればだいたいわかるとは思うのですが、実は空と甲の関連性を上手く活かしたのが、実は本当のリアルだったんだと。

冒頭から本当にのめり込んでしまいました…。まさかの展開で語られていく世界の真実に…、各ヒロインとの出会い、そして空との出会い…、そして語られる門倉甲の正体、灰色のクリスマスの真実…。驚きの連続でした…。

一気に真実が語られて、そして一気に燃えるような路線に展開していくのが、、これまた…。兎に角ねー怒涛の展開ですよ…。特異点の存在理由など、広げた風呂敷を一気にまとめにかかっているんですが、何一つ見落としなく収縮していく点が見事なんですよねー…。
正直AIやノインツェーンの存在を考えると、何でもやりたい放題の、後付け出来るような展開なんですが、関係なしにごり押しで纏めにかかっていきます。10章以降からの展開がとりあえず熱い熱い…、うぉこれまたベタな展開で泣かせようと進めながらも、熱いバトルバトルの連続で、いやもう、お腹一杯なんで、もうおかわりはいりません!!ってぐらいに熱いBGM付きのバトルが目白押しです…。

止めにラスボス戦…いやもうお腹一杯なので、最後にデザートじゃなくて、どうしてまたメインディッシュなのよ・・・的な…、しかもラスボスが半端なく強い為に、先に進めねーっての!!空編は会話を読む時間より寧ろバトルしている時間の方が多いんじゃねーってぐらいシュミクラム戦が多発します。

空編のラスト、このゲームの大団円はあれでいいのかな~って…、AIにあれだけの力があるならば、どうしてそこで!?と色々と突っ込むのは程々にして…、ラストはラストで、空の夢も見られて良かったかな…と、ぶっちゃけ根本的な解決という意味では、あまりなってないんですけどねー…、『永遠の終わり』は人類が再帰した、まさにアダムとイブを思い出すような…、しかし、、AIでそれだけ管理出来るならば、この世は本当にターミネーターのような荒廃した世界観も一つの未来の結末として記されるのかなーと…。

AIと人との関係が描写的に薄かったので、そこらは定義されるほど作り込まれてはいない感じかなーと。ノインツェーンのやる事も人智を超えているので、、何とも根本の原因に関しては…、稚拙とも言えるようなモノだったんだなぁ…。結局は謎解きシナリオと各ヒロインとの恋愛描写を描いたのみのアクションゲームとなった感じかなぁ…。

いや、それでも十分に練り込まれていて面白かったんだけどね!!いやーDive1でも満足だったが、Dive2はそれと同様、それ以上に面白かった作品でした。結果はまぁ、私的に満足できる作品でした。

■BESTシナリオ : 空シナリオ

キャラクター(14点)


■ヒロイン
Dive1から特に変わらず。新しく亜季、真、空の3人がメインヒロインとしてDive2を彩っている。(*-ω-*)んー。私的に好感度が上がったのは真かなー。Dive1で悪い意味で、ネガティブな一面と電脳症特有の言語の能力の低下、仮想空間での会話と言い、癖のあるキャラクターで会話にイライラしていて学園編の真があまり好きじゃなかったんですが、今回の真は良い意味で会話能力の向上、電脳症特有の漏れが更にパワーアップしており、様々なシーンにおいて泣けたり、笑えたりとキャラクター変化がツボに嵌りました…。

亜季や空は正直言うと地味であまり目立たなかったかなぁ…。空はラストを飾るメインヒロインの割には枠内に収まったツンデレ系(?)キャラとして個性的な一面が見れなかった…、あれだけ学園編で出てきただけに、もう一つキャラに灰汁がほしかったw

後、全体的にロリ指数がやたら高くなったのは気のせいか…?w というかあれだけ年月がたっているのにw

私的にキャラクターの好みを言えば…
レイン > 千夏 > 菜ノ葉 >> > 亜季

かなぁ…w やっぱレインのゾッコン属性は素晴らしい…っす、その点Dive2ではもう一つ目立たなかったが…><;
Dive1と比べてだいぶ印象変わったかも…。

■主人公
主人公は良い意味で熱血系、冷静さも兼ね備えた、出来る系の主人公かな…。
シュミクラム馬鹿だけあって、ここぞという時に頼れる人間。
シナリオに深く関わっているので、最後のシーンは本当グレイト!

■サブキャラ
ノイやモホーク、シゼルなど周りを固めるキャラクターも個性あって良かった。

■BESTヒロイン(Baldr2) 水無月真

システム(20点)


■インターフェース
文句無しでしょ…ww Dive1から更にパワーアップw
機能拡張による、画面・背景のカスタマイズ、バトル時の各情報、ステップ機能かつ、今回はシナリオジャンプ機能(全クリア後)に、サブシナリオの要素、更にはエロ要素のパワーアップwと言い、文句無しのボリューム。

ぷにキャラとかユーザーをそそらせるような、細かい仕様が何ともありがたい!細かいマニアックなギャグ台詞があったりと、非常に良く作りこまれてるよなぁ…。アクションも武装追加や様々な特典など兎に角やりこみ要素も高い非常に質のあるシステムだ。特にキャラクターの台詞が非常にそそる!各々の個性に合わせたカスタムサポートが何とも…!私的には声だけなら菜ノ葉がベストかなぁ…。

シュミクラムもやり込み要素は相変わらずで、普通に遊んでもかなり長持ち出来る分は文句無しです。まさにどこから攻められても崩れない完璧なシステム。

ただ相変わらずローディングが長すぎる・・・たまにフリーズが起こる事もあるのできついw それさえなければギガシステムは完璧だがな。

■CG&回想シーン
Diveを含め272枚ぐらい…、Dive2で増えた分は何枚だろ…w
回想シーンは31シーン。12個ほど増えた気がする。

+妄想極秘ファイルによるおまけシナリオが…w

■サバイバルモード他、
Dive1もあったが、こちらにも。記憶遡行などシナリオにかなり厚みが増した。(ほぼDive1に肉付けした形だが)

やっぱインターフェースの美しさには目を見張る。

 

CG & BGM(13点)


■キャラ絵
CG…、上記にも書いたように、全体的に幼い感じに見えてしまう点が…特にアップ画像が妙におさなっぽく見えてしまう点が…。
あれから一体何年たってるんだと…w Dive1と比べて若干違和感を感じるかもしれませんが、範疇内でしょう。

■BGM
全69曲。多分Dive1と重なっている部分もある。
しかし、戯画のBGMに外れはない…。やっぱKOTOKOとの相性が最高に良い会社。
I’ve soundの良さが良く出ている。
jihadはRestoration 〜沈黙の空〜よりは…だが、十分な名曲。
特にラストのノインツェーン戦ではかなり盛り上がる…何回も聞く羽目にはなるが…。
片霧烈火の曲も変わらず盛り上げてくれますし、BGMに関しても文句無しの良さ。ストーリーやバトルを盛り上げくれます。

その他(5点)


いや、もう全てにおいて満足です。文句無し。今年最高の作品。Dive1+Dive2で満点!でいいかな…。

 

総評(94点 Aランク)


製作陣も2部作に分けた分割商法を取りながらも、私的にはそれだけ価値はあるゲームかなと思っています。それだけ自信があるって意味で。

後もう一つ感じた事が正直、空自身に感情移入出来なかったのが少し残念。
まず、空が現代編においてラストしか出てこなかった事。これは様々なフラグの為にラストしか出れない制約があった事が何とも…。
学園編ではあれだけ各ヒロインにおいても何かと絡んできただけに目立ってはいたんだけど…。

現代編において、各ヒロインが灰色のクリスマス以降に追った心の傷と向き合い、成長していく様や、影を潜める様など、その過程におけるアイデンティティの変化が鬱なシナリオに上手く絡んでいたのだが、空自身死んだと思われていた、そしてエージェントの存在やクゥの存在がより、空自身の正体を曖昧にさせたりと、結局空が生きていた…!と思うも、それほど高揚するような刺激がなかったって事…。結局は後回しになって存外にされすぎた…気がするなぁ…。その分、空自身のEDは救いがある終わり方なんだけどね。

まぁ一応満点です。Dive1からプレイするのがお勧めですが、Dive2からでも結局Dive1の道筋も堪能出来るし、(すいません、自分はDive1もあったので、完全に忘れてました…。Dive2だけではDive2のキャラクタールートしか出来ない…っぽいと思われ。武器も全て揃っているし、CGも埋めることが出来るし(多分)、結局はDive2で事済む気が…、強いて言うなら妄想極秘ファイルが多分Dive1もサバイバルでしか取れない罠…?www

兎に角バトルありのサイバーSFを楽しみ、重いシナリオを楽しみたいなら、かん~なりお勧めの作品。

★ノインツェーンの攻略に関して

特に武器をいじっていなかった場合は・・・。
基本遠距離攻撃がいいかもしれません。未ヒート時はガチで防御力が高いので、ダブルマシンガンで打っても微々たる程度。
私の場合は、リサーチミサイルとライフル(共にLV3)で、リサーチミサイルをうち、敵の遠距離をよけながら、ライフルで撃ちこむ。
上手く全部当たれば、合計550ダメほど。ライフルで大抵怯むのでリサーチミサイルを打ったすぐにタイミング良くライフルを打つのが効果的。敵のレーザ系や囲む攻撃はダッシュをしていたらだいたいよけれます。

私の場合はこれで敵のHPが緑になるまで無傷。問題は分身してからが、結構きつい…。回避をメインに同様に繰り返し、
最後はFCコンボで撃破。ヒートためた後に、月華衛を打ち、落ちてきた瞬間に黒旋風のダブルコンボ。ヒートがたまってれば溜まってるほどかなり高ダメージ。だいたい1800前後はいくはず。

武器が揃っていれば、重力系の武器。名前忘れた…グラビティなんとか?も相手の動きを遅くさせるので効果的(敵の動きが速いので当たらないかもしれないが)

基本近距離はやめておいた方がいいかも…w
BALDR SKY Dive2 “RECORDARE” OP (youtube) OP主題歌『jihad』 歌:KOTOKO

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