ギャルゲー・エロゲーを中心とするレビューを綴るブログであります。基本ネタバレありです。
2016年は8作品。久々に熱が出た。今年は…今のところ気になる作品もない。

CLANNAD

2009.06.04 by てるりん♪

4. CLANNAD

企画:麻枝准
シナリオ:麻枝准、涼元悠一、魁、(丘野塔也)
原画:樋上いたる
音楽:折戸伸治、戸越まごめ、麻枝准
機種:PC(全年齢版), XBOX360, PSP, PS2 (CERO R15)

 

 

 

<ストーリー>
ある町を舞台にして起こる、不良少年として名前を知られている主人公と、主人公が通う学園で出逢うヒロイン達との交流と成長の物語。高校生の主人公とヒロ イン達との出来事を収めた学園編、高校を卒業した主人公のその後を描いたAFTER STORY、および本編の随所に挿入される幻想世界の3つのパートから成る。

※Wikipediaから参照

■Kanon, AIR, と続く『泣きゲー』と呼ばれる大ヒットゲームメーカーKeyブランドの作品の一つ。
映画化やアニメ化、更には泣きゲーの最高峰として名高い作品。ダーマエも最高の出来と自負する作品。

<感想>※基本ネタばれありです
何かと有名なCLANNAD!ぶっちゃけこの手のジャンルで初めてプレイしたのはこのゲームです。

CLANNADそれはゲーテ語で『家族』を意味する言葉。
家族友情、愛情、生きる上で人が関わる上で大事にしていかなければならない部分でもある。
普遍的ではあるが、人生において最も身近に関わってくる根元。
それがこのゲームのシナリオの大きな特徴でテーマでもある。

■テーマ度数

pikanaki
pikaomosiro
4 4

泣…AFTERストーリーはお勧め。個々ではことみルート。
笑…春原に尽きるでしょう。

 

シナリオ (45点)

 


 

シナリオに関して…メインシナリオであるAFTER STORYと密接に絡む、個々のヒロイン(7人)からなるシナリオ。
Keyがお得意とする『家族』や『絆』をテーマとするシナリオで、個々のヒロイン達はAFTER SOTRYへと続く奇跡の架け橋役を担う構成を含んでいる。

簡潔に言えば、感動出来ましたよ。えぇ、謳い文句だけあって、シナリオのディテールやメインへの過程が巧く描かれていると思います。
この手のゲームは初めてと言う事もあったので、当時は色々と困惑があったものの、いつしかテキストを読むのに夢中になっていたぐらいです。

ただKeyのどの作品にも言えるが、メインシナリオまでの道のりが非常に長い。個々のヒロインのシナリオを消化しなければ本編にいけない点が私的には勿体無い感じがします。その分、本編で味わえるものは格別だとは思う部分はありますが。
個々のシナリオでどれだけ楽しめるか?と言う事に一つ焦点を絞ってみると…、疎ら疎らで、抜き出るほど感動出来るシナリオは少ない。
キャラクターの性格がよりシナリオに密接に絡んでいて、ヒロインにどれだけ魅入る事が出来るかで割合も変わってきそう。。
どれも、だいたい『家族』と言うテーマ性がシナリオに絡んできます。

特に良かったと思うのが、一ノ瀬ことみのシナリオ。CLANNADのテーマをよりミクロ的な捉え方。キャラクターの奇抜さを取り除けば、主人公の行動と共に、親子の肖像が上手く描かれており感動にまで至った。
親が子を想う心と子が親を想う心のシンクロが巧みに表現されていたと思います。ことみのキャラクター性と言動が世界観とマッチしており良い意味で後半以降深みが増した感じがしました。

他のシナリオは…特に抜き出た面白さや感動は味わえなかったかな…。至ってオーソドックスです、いやオーソドックスとは言えないんですけどね…。

 

キャラクター(11点)


■ヒロイン
やはりKeyのキャラクターは私的にかなり苦手です。意味のない言動が私的に駄目です。いわゆる電波系キャラが私的に性に合いません。(Keyの電波系w)
しかし、KanonやAIRに比べてまだマシな方…と思う。そこがまだ救い…。

私的には坂上智代かなー。基本出来る人間はかなり好きです。最も女性らしい部分や一途で自分を持っている点は好感。
後好みなのか、銀髪女性がかなり好きなんです…汗
渚や藤林姉妹など至って普通なキャラクターもいますが
私的に好みのキャラクターを上位にすると…
坂上智代 >> 藤林杏 > 古川渚 って感じです。

■主人公
後ねー、Keyの主人公って私的にかなり駄目です。岡崎朋也はAFTER STORYでは良かったんですが、基本自己犠牲欲?みたいなものが強くて、自分だけが不幸的なオーラを出し過ぎです。

 

システム(15点)


■インターフェース
可もなく不可もくとっても普通です。共通ルート+選択肢も比較的多いので、スキップ機能は重宝。スキップ速度もかなり速いので、共通文章はサクサク飛ばせます。それでも相当にボリュームある作品なので、かなり時間はかかりましたが…。

■CG鑑賞
全64枚。表情変化など抜き。す、少ない!やっぱその点は物足りなさを感じるかも。

■おまけシナリオ
野球verなどシナリオに行きつくまでがやたらときついのが多かったり…。ヒロイン多い分、行きつくまでがきつい。

 

CGBGM(13点)


■キャラ絵
過去の作品と比べるとだいぶマシです。いかにも美少女系って感じの絵柄で、私的にKeyのキャラクター画あんま好きじゃないのよね~…。
すごいバランスが悪い…。正面顔と横顔の違和感もちょっとなーって感じです。妙に大人っぽく見えたり、ガキっぽく見えたりと…。

■背景画
キャラ絵はあれだが、背景画は結構綺麗だとは思うんだがっ…。
まぁもう一つ印象に残らないが・・。

■BGM
全45曲。うち4曲が歌唱付き。

Keyの音楽って本当に良い。外れが全く無い。どのゲームにおいても必ず名曲が入っているように、力の入れようは半端じゃないと思われる。
サウンドで言えば、『同じ高みへ』、『潮鳴り』、『汐』などかなりの名サウンドがずらり。心を癒してくれます。
Vocal曲は…、悪くはないですが、印象には残らない。しかし、Liaの声が心に沁みます。やっぱ名曲だわ…。

 

その他(4点)


ある意味、春原に尽きます。ギャルではなくギャグゲーにした事がある意味救いと言うか、共通ルート部分で唯一和める部分だったかも。
AFTER STORYの真摯に描いたシナリオも評価します。私的にあのラストはかなり嫌悪感を抱く部分ではありますが、主人公が家族を通して痛みや悲しみを理解していく様は悪くはない。笑いあり感動ありとボリュームに反してシナリオにのめり込めた点は評価。


総評(88点 Aランク)


流石Keyの最大の名作だけあって、バランスよく構成されたシナリオだなと思いました。AFTER STORY以降シリアス路線に入りますが、メインだけあって読み応えはあります。ただ…

AFTER STORYの感想を総評で言いますと…。(評価変更)

再度プレイして見ると、朋也が自身の父親との確執が解けた所が最高の見どころかなと思いました…。

朋也が歩む人生は父親を再帰させたような道筋なんですよね。最愛していた伴侶を失い、子供(朋也・汐)への愛を失う。
父親と朋也の関係をそのまま描いたような縮図である人生ですが、全てを失った父親の想いを知り、再度子供と見つめ合う。

父親は子供を見守る事しか出来なかったが、朋也は父親の想いを引き継ぎ汐と共に向き合い生きていこうと誓う決意。
失う事は簡単だが、取り戻す事は難しい、汐がお父さんと呼んでくれる姿があまりも輝かしくて、過去を引きずる事ではなく、過去を受け入れ未来へと進む人の意思の強さや想いの強さが強く伝わった。

血の繋がった家族だからこそ、子供は親を超えていくものだと強く想いが伝わったシナリオだ。

その想いを断ち切るような汐の死には不快を覚えたが、奇跡と言う代名詞で登りつめたKeyらしい最後の終わり方は良かったと結局は思えてしまう。親と子が家族と言う関係ならば、街と人も家族とも言える関係なのだ。

街が起こした奇跡が優しく一つの家族を包み込む様は美しく幻想的だ。

ギャルゲーの中では恐らく最も有名な作品だと思うので、一度はやるべき。

 

※素材は公式サイトから

clannad    clannad2  clannad3

 

CLANNAD OP (youtube) OP主題歌 『メグメル』 歌:riya

 

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■関連作品
Kanon (Standard Edition)
AIR (Standard Edition)
リトルバスターズ!エクスタシー
智代アフター ~It’s a Wonderful Life~
Rewrite 

Posted in Key

2 Responses

  1. H・遺伝氏

    うむうむ、Keyの作品はどこかで現実味が抜け落ちているのは確かだけど、いわゆる不思議パワーもまた「ご都合主義」だからある程度しかたがないかな。それをどう埋め合わしていくのがKeyの得意技だしw(「辻褄ちゃんとあってますか?ここあってないよねぇ・・・じゃあ幻想世界や不思議で誤魔化そうwww」流れを感じたこともあったぐらいだw)。
    私だけなのかもしれないが、気づいてますか?Key作品における、その・・・微妙な時代錯誤を?そこが良い”働き”をしていると思います。

    まあ、それを置いといて前半の個々シナリオはキャラによれば正直耐え難い場合もあった(杏とか杏とか杏とか・・・普段は確かに可愛いけど涼とくっつかせようとするのは正直UZAIw)
    個人的好きだった前半シナリオはことみ(感動ピーク:荷物の話)、風子(感動ピーク:結婚式)、智代(感動ピーク:鷹文の話・・・しかもこれ智代序盤だ、序盤!「智代アフター ~It’s a wonderful life~」もクラナド同様感動するシナリオだ。お勧めです。)
    後、春原と遊ぶのが最高に面白かったので女キャラのルートに入るのが名残欲しいぐらいだww(各Key作品の男を混じって男性オンリーギャグゲファンディスクでも作ったら笑死決定w*ミッションスタート*)
    まとめると、一筋なストーリは確かに好ましく思いますし、アニメ版はある程度素晴らしくそれを実現しましたが所々欠落するのも惜しい。(秋生エンドとか)

    ・・・イイィヤッホー岡崎最高~!!(このキャラクターにスゲー感情移入したのでテーマの強調は半端なかった。特に親父との関係でいわゆる家族における「他人態度」とか智代の「荒らさない理由」などに強く共感しました。それを含めてアフター後半の朋也豹変はあまりにもリアル感が染みていたので尚更のこと。時に対汐態度は最低だったけどなw)

    でアフターにおける号泣させ感動溢れるシーン?私的には「♪」のとこ。夕闇花畑汐と最後の最後の団子大家ぞくっ目にゴミが入っちゃった*(つд⊂)ゴシゴシ*
    仲良しだんご♪手をつなぎ♪大きなまるい輪になっっうあ゙ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゙ぁあぁ゙ああぁぁうあ゙ぁあ゙ぁぁ


    後書:
    朋也が好きなら、「智代アフター ~It’s a wonderful life~」お勧めします。攻略後「Hope」ってピアノ曲だけでウルウル。
    朋也があまり好きではなかったのなら、今度は好きになれると思います。(`ー゜)

  2. てるりん♪

    お返事遅れました!(* ̄- ̄)ノ*†*コンバンハ*†*

    私もねーなんだかんだいって、Keyの作り出す不思議とやわらかく包み込むような世界観は大好きなんですよねぇ~w
    KanonやAIRでは結構酷い評価していますが、好きですよ!w
    Keyはプラネタリアン(途中で放置状態ww)以外は全部プレイしているので、やっぱ王道路線を突き進む如く、Keyの良さは色々と言葉では語りつくせない部分がありますよねー!
    私も遺伝子さん同様に、個々のシナリオに関してはピーク具合が一緒ですねーw

    春原は芽衣にちょっと美味しい所もっていかれすぎましたかねーwちょっと兄弟愛が美しく描かれ過ぎた感じがーw特にサッカー部の勧善懲悪具合が絶好調で…w

    そうですそうです、岡崎は、ことみルート+After Story+智代アフターでの男気がある立ち位置は好きですよー!
    智代アフターは特に体はって智代の事、守ってましたからねー。熱い人間は結構好きですw

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