ギャルゲー・エロゲーを中心とするレビューを綴るブログであります。基本ネタバレありです。
2016年は8作品。久々に熱が出た。今年は…今のところ気になる作品もない。

Ever17 -the out of infinity-

2009.11.25 by てるりん♪

24.Ever17 -the out of infinity-

  • 監督:中澤工
  • キャラクターデザイン:滝川悠
  • シナリオ原案・構成:打越鋼太郎
  • シナリオ:打越鋼太郎、笹成稀多郎、中澤工、梅田伸明
  • 音楽:阿保剛

 

 

 

<ストーリー>
西暦2017年5月1日。様々な法律の改正や技術の発展が行われた近未来の日本。

様々な人々が祝日の予定に思いを巡らせる中で、必ず口端に登る施設があった。海洋テーマパーク、≪LeMU(レミュウ)≫。かつて存在したかも知れぬと夢見られる「レムリア大陸」 の名を冠したその施設は、遊園地を丸ごと海の中に沈めるという斬新なテーマパークであった。海中をゴンドラで泳ぎ、視界を覆いつくすほどの魚を見上げなが ら散歩する。それはまさに現代によみがえった夢の大陸であった。そのLeMUに時同じくして足を運んだ、1人の青年と1人の少年がいた。珍しい観光施設 を、しかしろくに楽しめないまま2人の時間は慌しく過ぎ去っていく。

突如、楽しげな歓声を切り裂くようにして耳を劈くような緊急避難警報が響き渡る。折り悪く、施設から逃げそこなった1人の青年と1人の少年。視界に は誰も居らず、静まり返るテーマパークに不気味な咆哮が響き渡る。怒涛のごとく襲い掛かる鉄砲水。浸水を防ぐため自分達ごと閉じ込めようとする防水隔壁。 何とか一命をとりとめ脱出経路を探すうちに、同じ境遇にある生存者達を発見する。閉じ込められた生存者は、6人。

地上に直通した第一階層は完全浸水しており、脱出用の通路や非常階段やエレベータも通行不可能。外部への通信も全く通じず、ただ助けを待つことしか 出来なくなってしまった。しかし空気も食料も幾ばくかは余裕があり、当分は生存が可能ではある。LeMUの完全圧壊予想時間は今より6日後、5月7日午後 5時47分。

脱出の目処がまったく立たないものの、即座に自らの命が脅かされる状況でもない。焦燥と弛緩の上で不安定に揺さぶられつつも、LeMUから生きて脱出するために6人の生存者達は協力して生き残る覚悟と連帯感を固めるのだった。

その時、6人が集まっている管制室のモニターに不意に違和感を覚える少年と青年。徐々に皆の視線がモニターに集まり、それは疑問と困惑と驚愕の声に変わっていく。6人の生存者たちの目に映った、モニターに浮かび上がる違和感。それは……。

(by wikipeadia参照)

 

<感想>
まず…!ネタばれ非推奨!!

と言う事でネタバレは無しの方向で、ネタばれの際は色で伏せて書こうかなと思います。
このゲームはネタばれ=終了なので…。

■テーマ度数

pikanaki
pikaodoroki
pikaomosiro
pikautu
pikaikari
5 5 1 2 3

泣…全てが浄化されるラストはお見事の一言。特にココシナリオは泣けます。
驚…シナリオの綿密さがすごいの一言。誰もがラストは驚きを隠せない展開になるでしょう。
笑…絶望的な展開の割には比較的に日常会話にコメディ要素が多い。
鬱…展開を考えれば…BAD EDも含めるとやっぱ重苦しい展開。
燃…主人公は良い意味で熱いおバカさん。

 

シナリオ(50点)


驚くほどに素晴らしいです。今までプレイした中でこれほどシナリオにのめり込んだゲームは無いほどに素晴しい出来だと思います。

4人のヒロインルートをクリアして、最終章に突入と言う形になります。二人の主人公からの視点で物語は進行します。

何よりもシナリオの良さ!と言うよりは伏線の置き方、伏線の回収が余りにも見事なのよ…!当然シナリオ構成のレベルも高いですが。
このゲーム恋愛ゲームと言うよりはシナリオ重視の推理調の脱出劇と認識した方がいいでしょう。恋愛色も多少描かれているが、それ以上に推理的な意味合いの方が色濃く出ている。

意図された会話の中に、まさかと思うような伏線がゴロゴロ転がっています。細かい何気ない会話やちょっとした、さりげない部分にも大きな伏線が含まれているのですよ…。時折意図された(ヤミオニとか)演出に余りにも敏感になったりと、鳥肌が立つようなシーンが結構あります。特に最終章のネタばれ開始シーンは余りにも鳥肌立って茫然自失になりかけたよ…。

意図されたシナリオ構成の為に、時折違和感を感じたりする部分もあったり、全員状況とは裏腹に緊迫感のない点や冗長とも思えてしまう会話など、場合によってはストレスの溜まる展開もあるかもしれません。

シナリオを4人分クリアしなければならない部分はありますが、これはあくまでも最後の答え合わせの為のパーツと思ってプレイしてみるといいかもしれませんね。会話に余りにも集中しなければならないと意識してしまうと、これまたゲームとしての娯楽性はどうなの?と思ってしまう点もあるかもしれませんね。

で、個々のシナリオ4人分も、しっかりと構成されたもので、十分に楽しめる!と言うよりは締め方にちょっとした物足りなさは感じてしまう事があるかも。私的には武視点のシナリオが特に面白い。つぐみ編は特に、シナリオの重厚さからもかなり好みな展開でした。

少年視点から始めると、正直言うと違和感を感じてしまうかもしれません。とあるキャラクターの言動の不可解さなど既に見え隠れしている部分が徐々に表れている少年視点でもあるので、武視点からプレイする事をお勧めするかも!

 

キャラクター(14点)


キャラクター全員、何気ない本当に普通のキャラクターです。主人公の武の当初の言動にどうにも苛立つ部分はあったのですが、最後までプレイしてみると、これがまた実はとても愛せる馬鹿野郎キャラなんですよね…。しっかりと美味しい所を持って行く、実はかなりの熱血漢キャラクターです。つぐみや沙羅など重い過去を背景に持つ人物が特にシナリオの要所でシリアスな演出を出しており、全員基本明るいキャラクターなのですが、時折見せる鬱的な裏面がドスを利かしている。キャラクターそれぞれが個性があり、役割をしっかりと担ったキャラクターなのでバランスがよく、シナリオに溶け込んでいるの特徴。やっぱつぐみの最終章が熱かったなぁ…。

 

システム(5点)


PC版をプレイしたんですが、正直言うとホイール機能がない時点でこのゲームのシナリオ性から考えると致命的なシステムエラー!としか言いようがありません。バックログを見るに態々、ロード画面から見ないといけないと言うのも難癖があってかなり辛いとしか言いようがありません。(もしかしたらそういうショートカット機能があったらごめんなさいw)

CG & BGM(13点)


CGに関しては、アップ画が奇麗。と言うよりは、いかにもって感じで、繊細さがなく、キャラの表情が弱い部分はありますが(通常)演出されたシーンはそれなりに描かれているので良いかなー。全員割とまともに描かれているのでいいかな。沙羅や空、つぐみともに甲乙告げ難い良さがある!BGMはレムリア~が、と言うよりはエンディングソングしかないので、完全に燃え尽きて歌をジンワリと噛みしめてください。

 

その他(5点)


文句無しの作品。魂とまではいかないが、間違いなく、心奥深くに刻まれた上質な作品である事は間違いない!夢中度は半端ないです。嵌ればとことんに嵌れる仕様になっています。多少シナリオが長いですが、一気にプレイできる毒性の強いシナリオであろう。

 

総評(87点 Aランク)


システムが一般的な機能を完備していたならば、最高クラスの作品になっていたことは間違いありません。特にシナリオのレベルの高さは間違いなく、1,2を争うほどの出来です。本気で衝撃を受ける展開です。私も色々と考えながら想像を膨らませながらシナリオを読んでいきましたが、40~60%程ぐらいしか…って感じでした。推理的にも伏線がしっかりとはられていて、かなり専門的な用語はあるのですが、感が強い人、注意力がかなり強い人はだいたい先が読めるかも知れませんね。それでもネタばれ最終章は最高に震えましたが。

私的には…☆ネタばれあり
LEmuと関連のあった日本とドイツ。でドイツ語!これが結構大きなポイントだったかなーって何よりも二人の優編での違和感と言うよりか親子関係を解いていくシーンがどうしても理路整然としてなくて、まさか日付でそー読むかと!まさかの盲点でした。これがわかった時点で、あーと謎に思っていた部分がドンドン自身の中で紐解けて言ったので、ループ物、パラレル物(間接的にね)として呼んでいただけになるほどなーとしか思えませんでした。それ以上に春のライプリヒ製薬での17年間の間で、まさかあれだけの事が事前に計画的に実行出来た事が余りにも驚き。つぐみと彼らの関係に対しても、そうきたかと思うしかありまへんわ…、ツグミの少年視点での態度もなるほどなとしか思う事が出来なかったよー…。で…生体反応に関しても釘づけにする意味では、巧く構成されてたな―と。ブリック・ヴィンケルの存在に関しては、あれだけシナリオの中で説明されていただけに、おいおいそこまで説明するか?と思った事も…まっあの大団円と要所要所説明されていた、専門的なシーンもいろんなところで活きてたんだなーと感心しきりでした

以上! と、このゲームはあくまでも一発屋ゲームなので、シナリオが分かってしまうと、面白みが半減以下になってしまうので、プレイする際は攻略サイトなど絶対に見ない方が賢明です笑
EVER17…。17で構成された…(っ゚⊿゚)っ ハッ!…[壁])≡サッ!!

シナリオに没頭したい方、ミステリアスな雰囲気を味わいたい方なら是非やっておくべき作品!

 

Ever17 -the out of infinity-(OP) OP主題歌『LeMU ~遙かなるレムリア大陸~』 歌 KAORI

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