ギャルゲー・エロゲーを中心とするレビューを綴るブログであります。基本ネタバレありです。
2016年は8作品。久々に熱が出た。今年は…今のところ気になる作品もない。

island

2016.07.31 by てるりん♪

ISLAND90. island
プロデューサー:山川竜一郎
シナリオ:ごぉ
原画:空中幼彩

 
 
 

< ストーリー>
本作の舞台となるのは「浦島」という南の島である。この島では島の風土病などによって本土と確執があったり、過去に起こった事件が存在したりしている。また、浦島は歴史かた消え去ろうとしている。ある三人の少女は物語初期の時点では島の行く末を変えれないが浦島を救う鍵である。ある時に未来から青年が浦島にやってくる

(wikipeadiaから引用)

(ネタばれありよー)

シナリオ(45点)

ルートを簡単に説明すると、以下の分岐になる。選択肢によりBAD ENDINGも複数用意されている。

夏編 →(ルート分岐) 紗羅/夏蓮 → 凛音 → 真冬編 → 真夏編 → グランドEND

テーマ

ジャンルが語る通り御伽噺。『せつなとえいえんのおとぎばなし』
内容は、伝承にそった結ばれることがない恋愛、を軸に繰り広げられる恋愛劇。SF要素も入り、壮大なストーリーに仕立て上げられている。

感想

発売当初から話題に上がっており、シナリオが『ひまわり』のごぉ氏だったので、期待して発売から時間はたったが購入。

面白かったの一言に尽きる点はあるが、感動するかという意味では、心に深く刻まれることは無かった…。
世界観の設定の構築は素晴らしいし、後半以降に伏線がどんどん回収されていく様は見事だったんだけどねー。

と言うのも、計画的に風呂敷を広げ、収束する、結局なところライターさんの手のひらで転がり続けさせられたキャラクター達が不憫でならない。当然キャラクター達はシナリオに沿って世界観を構築していくが、どうしても意図的に動かされている印象が強く残ってしまい、感慨深さがやや薄れてしまった…という点かもしれない。事象や物に”意図的な”意味を含ませる点は良いんだけど、キャラにそのような意味を持たせると、記号的に受け取ってしまう。

個別ルートでは、
伝承やウラシマ効果、未来人、過去と思われる記憶の残滓、これらをシナリオに伏線として含ませる事で
タイムリープものを思わせ展開になっており、一部BAD ENDINGの中にも匂わすような形で終わるものもあった。
設定や伝承といった事象に意味を持たせることで、ミステリアスな展開を広げる点は本当うまいなーと。
当然消化不良はあるけど、次へ次へ、どうなるのか、と急かされる点は良いものだ。

そこからまさかのオーパーツ!?コールドスリープ!?2万年後!?一気にSF要素全開!
そこには瓜二つの浦島島の面々が…名前まで…。真冬編は閉鎖された世界で、ただ世界が終息へと向かう展開を見ているだけで、
(それ以上に、主人公の腐り具合と謎の脳内回想で自問自答する展開はストレスだったが)
リンネの可愛らしさが際立っていたなぁ…。
やや鬱な展開を迎え、最終的にタイムマシーンを作り上げ過去に戻って…再スタートが。

真夏編(凛音true)は、凛音と幸せに暮らす事が一つの答え。
伝承に抗い、たどり着いた主人公の終着駅でもある。

し・か・し!まさかのEndingListに1つ穴が空いていた…。

そしてまさかの、Re:(グランド)ルートは怒涛の伏線回収。
タイムリープと思っていたシナリオが、実は2万年周期で世界の破滅と再生を繰り返しコールドスリープ(タイムマシーン)で時を進めていただけなんて…!

しかも、御原家の秘密を知り、凛音の間柄も知る、それは伝承ではなく、実話であったという何と、壮大な物語か…。
ここで時系列があらかた整理は可能だが、結局のところ、永遠と続くループの中で、切那とリンネは繰り返し時を彷徨う(世界を救うため)途方もない壮大なストーリーな訳だ…。
(※細かい考察は難易度高いので、諦めてますw)

2万年という長い年月の中で、矛盾や齟齬が何故発生しないのか…。野暮ではあるな。
しかし、緻密に練り上げられたシナリオに関しては唸らざる得ない。

考え方によっては、すでにタイムマシーンさえも既に完成しており、それさえも輪廻に組み込まれているのかもしれない。
というかもっと効率よく展開を進めれそうな感じはするんだけどなーw

結局は神の見えざる手に…(作者)。うーむ御伽噺とは言ったもんだな。

キャラクター(12点)
ヒロイン

・御原 凛音
メインヒロインではあるんだけど、伝承に呪われた悲哀なヒロインというべきか。
常に帽子を被ってる夜型の女の子。普段は大人しい感じだが意外と激情家どっちかというとお母さん似なんでしょうねー。
切那ポイントや人前でいちゃついたりと、デレるとかなり可愛い。

・枢都 夏蓮
活発で早く島から出たい女の子。
下ネタに弱く、常に主人公からいじられる。

・伽藍堂 紗羅
オカルト好きなロリ娘。
好奇心が強く、芯はしっかりとしており、主人公の突っ込みもさらりと交わす。
髪の毛をもっさもっさしたい…。

ヒロインは個性的ではあるが、やや印象に欠けるかなぁ。

主人公

・三千界 切那
楽天家。言動が稚拙。その割には頭の回転も早く、常に脳内回想で話が進む…。

好みでいえば、嫌いな部類に入る主人公。特に真冬編は酷かった…。
記憶が曖昧なのに、会話を通して入る主人公の脳内回想が見ててイライラ。

記憶が定かでない為か、精神的にぶれやすく、常に揺れ動く。
最終的には自分を持つことで目標に大きく前進するので、一つ主人公の成長過程を描いていると思ってもいいが、
延々と繰り返されるので、見ていて結構辛かったりする。

システム(15点)

可もなく不可もない。至って普通なインターフェース。
特に読中にも不満点はない。

総プレイ時間

概ね25時間前後ぐらいか。

CG&BGM(13点)
キャラ絵 / 背景画

空中幼彩氏。
いいっすね!ヒロインみんな可愛かった!

玖音と真冬編の時みたいな、いちゃいちゃな感じを…こっそりで良いので見たかったぜ…。さすがに無理あるか…w

BGM

圧倒的なBGMはなかったが、やはりOP、ED(歌詞)といい世界観がマッチした良曲。

その他(5点)

諸々と思うところはあるが、やっぱ最後はすげーと感嘆。
伝承からSFへと展開させた点は胸熱!

総評(90点 Aランク)

結論から言うと、面白かった…。これだけ緻密に描かれた世界観(細かく見ると疑問は多々残るけど)を作り上げたことに驚嘆です。ひまわりを高く評価しているだけあってまさに期待通り!といったところでしょう。

キャラクターの魅力に関しては、特に主人公がひどく、ここをどう享受するか?
シナリオに関しては、ひまわりに対して、少なからず良い印象を残している方は、islandも間違いなく楽しめる作品だと思います。

インパクトはあり記憶にも残りそうな名作なのは間違いない。
アニメ化も既に進めてられているそうで、そう素材を調理するかが気になる。

ただ個人的には心に深く刻まれることは無かったかな。

Traveler’s tale 歌:riya

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