ギャルゲー・エロゲーを中心とするレビューを綴るブログであります。基本ネタバレありです。
2016年は8作品。久々に熱が出た。今年は…今のところ気になる作品もない。

あの晴れわたる空より高く 感想vol.1

2014.09.29 by てるりん♪

あの晴れわたる空より高く 感想vol.1

Chuablesoftの最新作、『あの晴れわたる空より高く』の感想になります。

今回は、『黎明夏帆』シナリオと『導木ほのか』シナリオの感想になります。

基本ネタバレありですので、お気をつけください。

シナリオ

二人攻略した現時点での感想ですが、面白い!求めていた通りの素晴らしい作品でした。

◆ 良い点
・共通におけるセッションが実に面白い。
廃部の回避、主人公のA検対策、マックスファイブでの挫折。
一貫して何も知識の無い主人公がロケットに興味を抱いていく過程が上手く、プレイヤーを意識した感情移入できるプロットになっている!
ヒロイン毎に製作部門が違う為、話を飽きさせない点は作品の最大の長所だと思う。

・ロケット知識
語彙が豊富で、特にロケット製作における過程と知識の緻密さがすごい。
専門用語の羅列した台詞が多いが、TIPSとの連動で補完。
メーカーのロケット知識が遺憾なく出ています。
頑なにお堅い部分だけでなく、ヒロインと主人公のボケ&突っ込みを交え、楽しく会話をしながら部活に取り組むという背景があるので面白い。

・王道シナリオを貫いた作品。
アクシデント、挫折、立ち直り、とパターン化されてはいますが、個別は短くとも全く飽きない。
製作部門の分別化をヒロイン毎に担当してるという点もあげられ、困難をヒロインと一緒に乗り越えるという構図がシンプルで涙あり、笑いありと構成が上手く練られています。
ライバルの存在や彼らを支えるサブのメンツも上手く補佐されています。この作品のもう一つの長所としては”共同作業”によるシンパシーでしょうか。一体感が上手く表現されています。

個別に入っても勢いは衰えないですし、目標に向かう姿に目頭が熱くなる部分もあります。
総じてバランスが綺麗に取れた作品、今のところは。この流れならば、間違いなく青春学園物としては高い評価になるだろうなぁと思える。

◆悪い点
は特に今のところはない。

気になる点としては、ロケットをあれだけ毛嫌いしている主人公の親父をどう説き伏せたかなんだが。
あまりにも華麗にスルーされているので気になるw

黎明 夏帆シナリオ

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まずは、夏帆を攻略!体験版から可愛かったので。
一々反応が生真面目でボケもボケとして認識できずに本気でやったりと、可愛かった…。
イベント絵の見栄えが抜群。キャラ映えするヒロイン。

個別からは、ロケット製作がメインの描写が多く、トライアンドエラーを繰り返し一歩ずつ進む姿は夏帆の性格に合わせた地道なシナリオ。

夏帆自身、致命的な問題を抱えており、夢であるロケット作りに葛藤する姿が容赦なく描かれ、シリアスな内容となっている。
頼ることは良しとしない夏帆が無理強いすることで、問題が浮上し、それを受け止める主人公。

ありがちな流れではあるが、
夏帆は無口な点から、夏帆の心情描写が、表情やイベント絵を通し表現させています。
流れ星で流す涙、夕刻時に佇む姿、そこから想像する夏帆の印象が心情として溶け込んでおり、青春における悩みや甘酸っぱい恋愛を美しく表現しています。
主人公も『俺がお前の目になってやる!』とかツィオルコフスキーの名言の下り(自作)など、如何にも臭い台詞を格好良く語るあたり、
夏帆シナリオはセンチメンタルな青春を彷彿させるようなシナリオ構成が特徴的です。

最後は美しく、約束が無事果たされ、笑顔で戻る夏帆の姿が実に印象的でした。

導木ほのかシナリオ

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ギャグがメインのほのかシナリオ。個人的にはtimpoの下りがかなり笑えたw
告白の受け取り方を掛け違えてからの流れは重苦しそうな展開もあるかなーと思いきや、完全にネタに走って元の鞘に戻るとか。
レズ、ホモからの行き過ぎた親の愛情へのコンボとかw
製作に行き詰るたびにセックスをすることでアイデアが浮かぶとか、、射精に機体製作の技術を連動させるあたり、色々と小ネタ考えてたんだろうなと思うとw

全体的に、ギャグを重視しながら、ロケット製作は直感重視のほのかが見せる職人芸を堪能するシナリオ。
フォーセクションズとは違った平行線でシナリオが進み、前日に製作、ぶっつけ本番で優勝を掻っ攫うあたり、奇跡的な展開ではあるが、日頃の積み重ねを直結させるあたり、如何にも主人公とほのからしい、結末だなぁと。

キャラクター

・主人公
本作中、屈指の活躍を見せる主人公。馬鹿でも誰よりも前向きで意思の強い熱血主人公タイプ。
単なる熱血馬鹿ではなく、集中力あり、空気も読め、突っ込みとボケも兼任出来、いざという時に引っ張ってくれる頼りガイがある。
感情移入出来やすい点はありがたいといえるキャラ造詣。

・夏帆
4人とも癖のあるヒロインだが、夏帆は常識派より…の方。
無口で会話は片言ではあるが、ロケットが絡むと饒舌に知識を披露する。芯が強く、自己犠牲が強い子。。
割と何でも真面目に受け取る為、奇人変人種が多いヒロインの中では、癒やし系、同じ良識派の有佐とは真逆な性格。
鉄棒プレイにブランコプレイとマニアックな路線に突っ込んでるところが笑えるw

・ほのか
奇人変人の双璧を担うヒロインその2。那津奈と並んで頭が緩いヒロイン。
悪戯娘で主人公とのボケと突っ込み漫才担当。
声とイントネーションが独特すぎるので、掛け合いは好みが出そうw
ボケが境界線ギリギリすぎるので、真面目に会話拾ってると疲れるw

システム

悪くはない…!が、SKIPが毎度背景が切り替わる際に、SKIPが止まるのは頂けない…。
シーンSKIPはあるが、会話の流れと前後が見えないので、極力使いたくはないけど…。

後、思った以上に短いですね。共通~ヒロインで10時間、個別で3~4時間ぐらいじゃないでしょうか。

Posted in 攻略レポート

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