ギャルゲー・エロゲーを中心とするレビューを綴るブログであります。基本ネタバレありです。
2016年は8作品。久々に熱が出た。今年は…今のところ気になる作品もない。

できない私が、くり返す。 感想vol.2

2014.09.02 by てるりん♪

できない私が、くり返す 感想vol.2

今回は、『栗山ゆめ』、『泉詩乃~Re:call』のシナリオ感想になります。
本編に関して言えばこれで攻略完了です。

残りはおまけのAfterシナリオとPieces of memoryと言う、漣さんと初めて出会った日々を綴ったショートストーリーがあります。

基本ネタバレありですので、お気をつけください。

シナリオ

先の感想では、詩乃シナリオは安易な奇跡になるのではないか、と書きましたがすいません。
詩乃シナリオは、時間の本当の価値を知り、”確定した未来”を受け入れることで、成長する、
そんな辛くも悲しくも、それでも前向きに進もうとする主人公の物語でした。

栗山ゆめシナリオ

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いきなりサスペンス・ホラー物に転換するという異色のシナリオ。

明らかな敵意と告白、美羽の浮きっぷりが目立ち、会話から直に来る不快感がすごいw
対照的なゆめの存在感が更に浮き立ちます。
徐々に迫り来る、危機感と焦燥感が画面から伝わってきます…、まるでどこぞの小説のようにw

時計を使うタイミングが絶妙すぎです。
明らかにヤンデレ化してしまった美羽が取った行動が…、完全に猟奇的まっしぐらな展開ですが、チートが使える主人公が明らかな有利な展開w

しかし毎回戻しても何らかの形で未来が確定してしまう。とそこで取ったゆめの行動が…。

ゆめのとんでもない行動が現実剥離しており、完全に作品のテーマとしては行き場を失ったように、何とも言えない結末に。
美羽のヤンからの微デレっぷりは今後に期待できそうな展開だっただけに途中で終わるのは惜しいw

泉詩乃シナリオ

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すごかった。只管に重い内容でした。他の三人の個別がどうでもよくなるようなシナリオ内容です。

シナリオの先に待ち受ける結末。間違いなく私ならトラウマになります。十字架を間違いなく背負います。
時計が無ければ完全に押し潰されるような結末です。

詩乃シナリオはただ只管に日常を味わう為だけにあります。
主人公と恋人になり、死ぬまでにやりたい~を実行し、1日1日紡がれる何気ない日常の日々。
かつて失われた『生きたい』と言う思い。もっと早く主人公と出会えていたら?二度目の挑戦をしたかもしれない。
様々なifを想像したくなるように、過酷な運命を待つ詩乃から感じれる取ることが出来る日々の幸せ。
“生きたい”。あの台詞は本当は冗談と皮肉から言った裏にある本当に助けて欲しい心の声だったかもしれない。

全てはちょっとした綻びから全てが崩れ落ち、貪欲な少女が味わった裏切り…そして最後に語った真実…。

既に未来を知る主人公にとっては計り知れない心へのダメージ…あのインパクトはすごかった…。

詩乃シナリオは甘い展開から最後で主人公に対して罪にも近い”後悔”と言う鎖を打ち付けるだけのシナリオでした。

Re:callシナリオ

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主人公の遡行は安直な考えだけど、それだけ意思を持った決意とも汲み取ることが出来る。
でもその決意すら打ち砕く漣さん。

何故なら漣さんも同じ轍を既に通っていたから。
何度もくり返しているからわかる、これは諦めではなく、一つの決意と言うこと。
如何に理不尽な運命を受け入れるか。
だからこそ、漣さんは主人公に同じ轍を踏ませたくない。
後悔とは人の心が後ろ、と書くが、パッケージ書かれている漣さんが後ろ向きなのも後悔し続けた人生を繰り返したからなのだろうか。

でも、なんでだろう。私はもっともがく姿を見たかった。
なんで簡単に主人公は漣さんの忠告を受け取ってしまったのか、
約束を守り続けた”漣さんの忠告”を破ってまで戻ってきたのに…。

同じ轍を通った先の結末を目にし、受け入れる決意もあったと思う。

そして詩乃と出会い、海で語る本音語るシーン。
如何に自分を受け入れることが難しいか。時計を持っていたからこそ価値があるシーンだなーって。
このシーンは作品を通して一番好きなシーンです。

最後はやりきれない、悲しい結末ではありますが、それを乗り越え、時計を置くシーンは主人公が成長した一つの結末だった。

キャラクター

・ゆめ
サブカル好きでどちらかといえば余り目立ちそうに無い地味なイメージ。
しかし、とんでもない心の器の広さを持ったヒロイン。
あのシーンを描くまでにはもう少し心理描写が欲しかったなぁ。
やや現実離れした心の優しいヒロインです。

・詩乃
貪欲で乙女チックな普遍的なヒロインです。
とても可愛い。何にでも真剣になる良い娘です。

・漣
かわええ…。性格もいい。
蓮を見ると如何に主人公が影響を受けたのか如実にわかるので面白い。

総括

人によってはすごく不満足になるかもしれない。だって未来は変わらないもの。
どんな過程を通っても、終着点は変わらない。

どうしても変わらないのであれば受け入れればいい。

テーマを考えれば当然かもしれない。
ただ我々には無い時計を持っているからこそ、変えられる未来を期待したかった。

逆に時計を持っているからこそ、時間の価値や日常がどれだけ愛おしいものか、とテーマを描いた作品です。

個人的には、期待には沿わなかった作品ですが、別のプロセスで描いた一つのタイムリープ作品で、詩乃シナリオのみで言えばプレイして良かったかなと。後はRe:call。

また後に纏めた感想を書きますー。

Posted in 攻略レポート

One Response

  1. Johng474

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