ギャルゲー・エロゲーを中心とするレビューを綴るブログであります。基本ネタバレありです。
2016年は8作品。久々に熱が出た。今年は…今のところ気になる作品もない。

あやかしびと

2014.05.31 by てるりん♪

あやかしびと 初回限定版84.あやかしびと
原画 – 中央東口
シナリオ – 東出祐一郎

 

 

 

 

 

<ストーリー>
第二次世界大戦後、世界中で通常ではあり得ない力、性癖、容姿をもつ人間たちが現れるようになった。これらは一括してある病気と規定され、これに罹患したものは俗に「人妖」と呼称された。各国の政府は人妖病患者をありとあらゆる方法で取り締まる事となる。
そして、現代。武部涼一は人妖の能力を発現させ、その能力が危険であるとされ孤島の病院への隔離を余儀なくされていた。特に問題を起こすことなく病院で生活していた彼であったが、そこで彼は「すず」という少女と出会う。
涼一はある時に事件を起こし、病院をすずと共に脱走することになる。脱走後、二人は逃げるために如月双七、如月すずと名を変え、人妖が人口の殆どを占める「人妖都市・神沢」に潜り込んだ。
そこで憧れていた平穏な日常や学生生活を手に入れられた双七だったが、すずの『ある秘密』を目的とし、政府機関や邪な存在たちが彼らを付け狙う。
(by wikipediaより引用)

 

◆ テーマ度数

pikautu
pikanaki
pikaguro
グロ
pikaikari
2 3 2 5

欝…熱さの影に隠れているが、刀子さんは境遇が…。
泣…熱くて泣ける。仲間を助ける為に命を張る、そんな展開です。
グロ…以外に少ない。九鬼さんの悪鬼化ぐらいっすよね…。
燃…この作品の肝です。熱いバトル展開が売りです。

(基本ネタバレアリ)

シナリオ(41点)
テーマ

人と妖の絆を描いた作品。
内容は主人公を取り巻く人間(妖)関係が基盤となっているが、メインはバトル物で熱いバトルが描かれている。

内容は多岐に渡り、熱血ゲーでありながらも、泣きゲーの要素も高く、学園物としての日常も丁寧に描かれている。

感想

この作品はシナリオ云々より、人と妖の関係性を重視に置いたヒューマンドラマが泣けて熱い。

シナリオに関してもどのルートに行ってもマンネリした展開が無く、要所要所工夫がされていて飽きが来ない。

日常パートも生徒会の仲間達のやり取りが面白く、双七とすずが目新しい幸せ一杯な会話が一層、人間関係の良さを物語っています。
恋愛をしたことがない、双七にとって意中の女性に恋をしていく様は新鮮でさっぱりと描かれていて好印象です。

一奈を除けば、どのキャラクターも熱く律儀な行動が印象的です。

東出さんの安定したシナリオは健在です。

すずシナリオ
最後に攻略可能となるすずシナリオですが、妖を越え、人として結ばれるシナリオ。

一転二転、すずが攫われ、取り戻す展開。
すずが記憶を亡くしてからの双七や美羽の行動から九尾の尾を切る流れは、強引さもあるが、それだけ双七がすずの事を想う気持ちが伝わってきて中々に熱い展開です。ラストに持ってくるあたりは、各シナリオでのすずの言動が活きる為です。

後半以降は、ドミニオンVS生徒会と言う、やっと来たかよ、この展開!と思う程に、痺れるバトルパート。
双七VS光念弟、刀子VS光念兄のバトルパートは手に汗握る展開…!

後半以降はバトルメインで、一奈の糞っぷりも拍車に掛けて、まさかの九鬼さんに恨まれてしまうという、更に三転四転したりと、目まぐるしい展開w

ラストの双七VS九鬼先生は、人智を超えた究極の怪獣決戦と言うww
余りにも無茶苦茶っぷりでしたが、諸々楽しめたw

ENDINGは3パターンありますが、どれも悪くないラストだったなーと。

薫シナリオ
個別からは短い展開でしたが、薫が何故裏切ったのか、それを知り、すずとの瓦解が解けるシーンが印象的です。

言霊を使い、本音を吐かせるシーンの薫さんの愛らしさが良かったですw

バトルパートに関しては、虎太郎先生が怒涛で格好良すぎですww
九鬼流VS八咫雷天流の第一人者との激突が最高に熱かったです…。
作品に置ける最高の実力者同士の戦いなので、一瞬における掛け合いややり取りが印象的でした…。

双七君は影に隠れ、やや印象不足な感じ。

刀子シナリオ

刀子さんと会長が持つ先の運命が悲運すぎて…。欝度合いが高いシナリオ。
各シナリオも刀子さん達はそーっとその運命を受け入れているのかと考えると境遇が辛いところです。

シナリオは刀子さんの初々しさが可愛らしかったです。
序盤の藤原さんのダーティー具合もすごく、やたらと生々しい展開が多く、刀子を中心とした入れ替わりに置ける過去の境遇にスポットが当てられており、微妙に重い展開です。

後半以降のバトルパートは九鬼さんが味方になるという、唯一のルートで、双七(ホウナン)との戦いも中々。

最後はその運命を知り、会長が去るところは一つの感動的なシーン。
ラストのエンディングは幸せ一杯なのが印象的でした…。

トーニャシナリオ

トーニャのふわふわモードが可愛いw
シナリオ展開は他とは違い異質なパート。

トーニャが、組織と生徒会に対して情を傾け、自身がやってることに対して気持ちが揺れ動く様がうまく演出されています。
すずとトーニャの関係も犬猿の仲って感じで、良い意味で微笑ましいやり取りが印象的ですw

バトルパートは生徒会VSトーニャの組織と、別ルートでは全く語られていなかった展開で。
トーニャ、ウラジミール、サーシャの戦い、絆が感動を呼ぶ展開です。

最後の言霊地獄はえぐいなぁw

とまぁ、どのルートに関しても当たり障りのない、感想を書きましたが、昨今の作品には熱い展開、友情パワー全開、泣ける展開とどのルートに関しても、良く出来たシナリオになっており、楽しめました。

キャラクター(15点)
ヒロイン

・すず
性格は唯我独尊(九尾故の)だけど、人を憎みながらも双七と関わることで人間に対する憎しみを少しずつ瓦解させていくことで、本作のテーマを成り立たせています。好みは分かれるところかなぁ。

・刀子
特異な体質から常に引っ込み思案。
仕草が可愛い。会長の出番が少なくなるのは惜しいが、双七と共に成長していく姿は素敵です。

・トーニャ
毒舌枠。ふわふわモード時が可愛いw
性格にムラがあり、情と任務で心が揺れ動くあたり、常に冷静なトーニャの心情機微が巧みに描かれています。

・薫
美人なお姉さん。
色々と恵まれない感じが…。

・サブキャラ
兎に角熱い面々。東出さんの描く漢はどれも熱く一本筋なので、高感度が高いです。

主人公

この作品の最大の売りです。

情に脆く、すぐに泣いてしまうが、護りたい人間に危険が近づくと自分を省みず行動する熱い人間。
一見ヘタレに見えるが、芯があり、大切な人の為に何度も立ち上がる根性の持ち主。

バトルも強いのか弱いのか、よくわからないシナリオによってコロコロと変わります。
完全に俺つえー!って主人公ではないですw

損な性格をしているものの、ついつい応援しちゃう格好良い主人公です

システム(12点)

総プレイ時間

30~35時間ほど。
結構長いです。

インターフェース

随分と過去の作品なので、色々と不便なところは否めません。
ただプレイする上で困る点は特にないかなと思えます。

コントロールボタンでスキップ出来ないのが最大の問題点ですw

CG鑑賞

全156枚。

その他

・回想シーン
全24シーン。出る女性キャラ全てに存在します。
鈴:4シーン
刀子:3シーン
トーニャ:1シーン
トーニャ&鈴:2シーン(3P)
薫:4シーン
零奈&薫:2シーン(3P)
さくら:2シーン
美羽:1シーン
伊緒:1シーン
一奈:1シーン
一奈&零奈:1シーン
藤原:1シーン
くるみ:1シーン

多いな…。

CG&BGM(13点)
キャラ絵 / 背景画

沙耶の唄など、初期のニトロの作品でもお馴染みで、propeller作品の顔でもある中央東口さん。
キャラ画は独特な雰囲気で、女性絵より、男性絵の方がしっくりと来るキャラ絵です。
線が細い感じで、可愛い萌画と言うよりか、熱いバトル物などに合う作画です。
といっても、刀子さんやトーニャなど可愛いんだけどね!

BGM

全20曲。

OPの虚空のシズクはエロゲ界には少ない、男性ボーカル。

作品の方向性通り、全体的に熱いBGMが多い。
場のシーンを抑揚させるようなBGMが多い感じです。

やや耳に付く感じのBGMもありますが、総体的に雰囲気に合ったいい感じの曲調です。

総評(81点 Bランク)

懐かしい作品でしたが、現在でも色あせぬ出来栄えです。
特に熱い気持ちになりたいなら是非ともプレイしていただきたい作品です。

OP 虚空のシズク 歌:Antistar

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出版社:笠倉出版社( 2005-09 )

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ISBN-10 : 4773003081

ISBN-13 : 9784773003086


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