ギャルゲー・エロゲーを中心とするレビューを綴るブログであります。基本ネタバレありです。
2016年は8作品。久々に熱が出た。今年は…今のところ気になる作品もない。

リベリオンズ Secret Game 2nd Stage BOOSTED EDITION

2014.03.12 by てるりん♪

リベリオンズ Secret Game 2nd Stage BOOSTED EDITION80.リベリオンズ Secret Game 2nd Stage BOOSTED EDITION
プロデューサー:寺月恭一
シナリオ:味塩ロケッツ / 七海 真咲 / 櫻龍 / 樹原新
シナリオ(リベリオンズ):チーム月島(月島総記 / 日向もやし / 月島トラ)
原画:己即是空 / はやかわ凛太
音楽:Barbarian On The Groove

 

 

<ストーリー>
隔離された廃村・阿尾嵯(あおさ)村に14人の若者が『ゲーム』の参加者として送り込まれた。ひとりひとりに渡されたPDAに示された条件を満たさなければ、ゲーム運営者によって首輪を爆破されて殺される。彼らは生き残るために知恵と武力で戦うことになる。

◆ テーマ度数

pikautu
pikanaki
pikaodoroki
pikaguro
グロ
3 2 3 2

欝…何が起きても運営の掌、趣向としては胸糞悪いよねw
泣…極限の環境における、ヒューマンドラマを中心としたシナリオ。個人的にはユウナかな。
驚…AとBの組み立て方はサスペンス。緊迫感あり面白い。
グロ…イベCGにも用意されているが、だいたいは誰かが装う綺麗な死に方。バトロワ(漫画)みたいなのは流石にないw

(基本ネタバレアリです)

シナリオ(40点)
テーマ

下地はサスペンス。手に汗握るような展開が見せ場である。
本編はエピソードA、B、C、Dで番外編の悠奈の初参戦シナリオがある。

今後に繋がる意味では、Dが正規ルートになるのかな。

感想

粗方求めいていた通りの出来でした。
極限状況におけるヒューマンドラマを人間の本能、尊厳を表現させ丁寧に見せる。

主人公視点だけではなく、マルチザッピング(群像劇)に仕上げた点は、作品を活かす意味で上手く機能している。
全員が主人公と言うわけではないが、どのキャラクターもたった6日間と短い期間ながら人間の醜さを残して死ぬもの、人としての尊厳を残して死ぬもの、死と言う状況に隣りあわせに、それぞれのキャラに対して焦点が当てられ紡がれるシナリオ。

そこにキャラクターの背景と性格を置く。復讐に身をおくもの、家族の為、刹那に快楽を身に置くもの、十人十色だ。
サスペンスでありながら、人間の本能や信念を描くことで、ただの殺し合いでは終わらない。

運営の手の平と思うとやや味気無さになるが、A,Bで運営に翻弄されながらも、エピソードC、Dで悠奈の信念である『理不尽に抗うこと、理不尽に曝されたものを救うこと』を別視点のシナリオとしてシフトしたことで、自身の意思で抗う事を前面に出させた点は上手く切り替えたなと思う。

人間の本能を無残に描いた作品とか好きなので、個人的にはエピソードAだな。
ただのサスペンスだけなら、エピソードAとBだけでいいんだが、作品の意図としては悠奈の台詞が最も重要なものであり、最終的にエピソードCとDに繋げていく点、プレイしたことは無いが、恐らくはキラークイーンへと繋ぐ道筋に作られたものだろうなと。

個別に感想を書いていこうと思う。

エピソードA

作為的に舞台が作られている事はわかっていても、修平や司のようなキャラクターが推理しながら運営の意図を探る、そしてこれから起こる悲劇を予想した上で様々な行動に出る。

先が見えない展開に驚きの連続だ。と言うか先が見えないからこそこの手の作品は面白いんだけどね。
なのでエピソードAは修平視点で、プレイヤー同様に推理しながら先を楽しむ、PDAの特殊機能やルール、様々思惑や駆け引きが面白い。

大祐のような異常キャラの行動原理など、二転三転する点はサスペンスとしてよく出来ている、その上で修平と琴美の関係、春奈との以外な共通点、やっぱ初見は様々な事が新鮮なので、どうしても評価が高くなるのは必然かな。

理不尽な状況に翻弄され、人間の本能をむき出しにさせたのがエピソードA。
この作品の本質だろう。

理不尽な状況身を置けば、だれだって自分が可愛くなるし、大切な人がいればそれを優先にするのも当然。
大切な人が死に自暴自棄になる、クリア条件に翻弄され誰も信頼できなくなる、ルールの上を好き勝手に生きる者。

置かれた状況に対し、生きる為に抗う姿が、醜くも人の本性を現すには、絶妙なテーマである。

状況に対して適応能力が高い人間が多いため、パニック感はないが、2ndステージ以降の混沌ぶりは見ものである。

まぁ掴みとしては非常に面白かったエピソードA

エピソードB

1つ言葉や行動を変えることで180度違う展開を描ける点は作者の器量が高いといいましょうか、エピソードBもまた別視点で捉えると非常に面白いシナリオになっている。

エピソードAでゲームの土台はほぼ理解できるので、んじゃ次はどう描くか?
そこで出てくるのがマルチザッピング。

エピソードAが修平視点ならば、今度は真島・黒河視点がメインだ。互いに暴力の使い方が相反しているという点から、
例え理不尽な状況に陥っても、護りたいものに対し手をとり、命を張る事が焦点だ。

Aが人間の本能を描くなら、Bは人間としての尊厳を貫き通すシナリオだ。
修平に琴美、充、司、それぞれ死と隣り合わせながら、皆守りたい者をただ守り、散る。

命を貼った真島に大して黒河が駆け寄るシーンも。
ヒューマンドラマをより重点に置いたエピソードBも、ネタがわかりながらも上手く描けていて面白い。

何より最後の構図が、超人・瞳VS4人って構図は少年漫画のバトル的なノリでしたしね。
これはこれで、Aとはまるで違った結果だけど、上手く作風にマッチングしてます。

エピソードC

悠奈がメインの視点。

過程が奇跡的過ぎる。流石に全員無事は本質から外れるので、ないかなぁと思った。
エピソードCは外れ的なシナリオで、最もやっちゃいけないシナリオだよなぁ。
安堵から疑心暗鬼、そして全てが壊れるシナリオ。

セカンドステージってこの手の展開で最も効果的な切り札なので、全員一致団結してからの…って展開を考えると、
既にエピソードAでネタばれてしているので、驚きと言うより後味が悪い点しか残らない。
いつ動くのか、と言うじらしはあったけど、逆効果かな。

この結果なら、もしかしたら助かるってシーンは極力減らして欲しい。

まぁ次への踏み台だと思うしかないシナリオ。

エピソードD

一応の本筋かなと思うシナリオ。(キラークイーンへ繋がる?)

あまりにも出来すぎだけど、これも一つの究極の答え。
運営の思惑を知れば気付くとは思うんだけどなぁ。
『客』を楽しませなければいけないという点から全員首輪ドーンということはする事は無いと。
ただ全員の意思を統一させなければいけないという意味では奇跡に近い形だけど。

だからこのシナリオは、本当一番通ることのないシナリオだから、大団円なのかなぁと思ったけど、
思った以上に死にまくって、アレーって!

このシナリオは悠奈の意思を引き継ぐシナリオで、タイトル通りのRebelionと言う形、これが描きたかったんだろうなぁ。
これがいつしか、Revolutionになるんだろうかなぁと、ラストは諸々考え、気になるよね。

結局、この作品、メッセージ性があるようで、ないものなので、エンタメとして楽しめればそれでOKかなと。

そう思うと、ABだけで十分っぽい気がするなぁ。続きとなる初期キラークイーンしてないので何ともいえませんが。

エピソードE(番外編)

短いながらも、悠奈の行動原理をしっかりと描けている点。
なんで、あれほどに皆を助けたいと思うのか、それを中途なく実行できるのかがわかるシナリオ。
手を血に染めると、染めない、悠奈は最後の最後で最愛の人間を。。
あれ?この流れってかなり王道筋だよね…、これを最後に持って来るとは、なんとも。

ツンの悠奈が可愛かった。

今までSEXしたキャラたちは死ぬと言う死亡エロゲフラグが唯一通用しなかったなぁw
本編では全て死んでるけど。

キャラクター(14点)

・修平
目立ってるんだけど、妙に影が薄い。
琴美の為なら善に悪にも染まる為、琴美が唯一の抑止力。

・琴美
聖女。場にそぐわない。
結衣同様に、この手の作品で言う完全に死にキャラだよなぁ。
ただこの手のキャラって邪魔して死なすか、無茶して死ぬかの一択なので、キャラ位置としては無難に収まった感。
ただ手を血に染めないことが何よりもこの作品では重要となるキャラ。

・春奈
地味っ娘!でも兄と実家族との葛藤があるだけで十分。
Aの最後は王道ルートと思いきやまさかの…。何か色々と不遇な感じがするキャラ。

・大祐
良い意味で作品を壊してくれるキャラ。
これぐらい基地外キャラがいないと作品に抑揚が付かない。

・まり子
杓子定規でイライラ感。
ゲーム内キャラでは普通の反応する子で、普通に散っちゃう子。
真島との関係は悪くなかった。

・初音
Qだけに、色々と境遇が可愛そう過ぎる娘。
Aの展開はまさに!だけどもっと狂いまくっても良かった。

・充
もやしと言われる割には、一度決めたら貫き通す信念の強い人。
初音限定だけど、二人が生きるラストが見たかった。
カップリングとしてはベストな二人。

・司
実は修平を完全に食ってるセカンド。
人間臭くて、自分の感情に気付いて無茶する点とか。
口と行動がマッチしない点が結構好きです、玲とのコンビも良い。

・玲
行動がむちゃくちゃすぎてイラッきたけど、
色々と可愛く、扱いは良かったキャラ。
司にいじられ、黒川をいじったりと素直になればキャラ受けは良いかも。

・黒河
回を重ねる事に良いキャラに。
暴力主義だけどそこに行動原理は一貫してて、ブレがない。

・真島
THE漢。台詞も臭いけど、行動も実に格好良い。
この作品は、男キャラが妙に良かった。

・結衣
平和主義者過ぎて…。Bルート以降は色々と扱いは良かったが、
正直この手の作品には一番きついキャラだなぁ。
立場的に琴美と一緒だけど、修平が黒河か真島かとの違いだけか。
黒河の抑止力になるとは、、相反するタイプだけに。

・悠奈
影の主人公。D、番外編があってこそ
悠奈のキャラが最大限に光る。
彼女が生きる未来も見たかった。

・瞳
ジョーカー過ぎる。諸刃の剣。
瞳がいる必然性が正直ないなぁ。

システム(14点)

完全に選択肢無しの一本道。

総プレイ時間

20時間ぐらいかな。割と一気でした。
エピソードAとBが長くて、C,D、番外編は割かし短い。

インターフェース

インターフェースはイマイチ。
ただ一本道で読むだけのシナリオなので、別にいいっちゃいいんだけどw
スキップは基本使わないので意味ないしね。

CG鑑賞

155枚ぐらい。
満遍なくあります。

Hシーンはぶっちゃけ要らん気がするw
・琴美×修平
・司×玲
・大祐×初音(レイプ)
・黒河×結衣
・悠奈×彰

どれも1シーンだけです。

CG&BGM(12点)
キャラ絵 / 背景画

何というか、よくエロゲにあるようなキャラ絵です。萌え絵ですw
場にそぐわないと言うわけでなく、普段の立ち絵と驚いた顔など、
表情の変化が高低差があります、でも何気に好きです、ニッコリ顔がホッコリします。

BGM

BGMは計42曲。
テーマどおりか、熱っぽい曲が多いのが特徴的。
特に耳に残るものはなく、画面に集中してたw

その他(3点)

続きが早く見たい!と思わせるだけで十分すごいと思います。続報を待て!的な繋ぎも良い刺激。

総評(83点 Bランク)

まぁそれなりにバランスが取れた作品だった。
リピーターと言う存在は、ある程度のゲームとしての統制をとる意味で存在は重要だし、逆に素人だらけだとそれこそ見世物として機能しない。
瞳と言うジョーカーがいた点は、諸刃の刃だったけど。

それ以外は、概ねゲームを盛り上げるキャラクターの役割がはっきりしていて、面白かった。
何よりもキャラに焦点をそれぞれ掘り下げたことでドラマ性が生まれたので。相関関係がなければ只の殺し合いで無味無臭でしょうからね。
逆にそれはそれで面白いかもしれませんが。

個人的にはエピソードAかな。
この手の作品はやっぱ初見でどれだけ引き込まれるかだよ。

『Dread Answer』 歌:Barbarian On The Groove feat. ぐるたみん

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