ギャルゲー・エロゲーを中心とするレビューを綴るブログであります。基本ネタバレありです。
2016年は8作品。久々に熱が出た。今年は…今のところ気になる作品もない。

ChuSingura46+1

2014.01.19 by てるりん♪

ChuSingura46+1 -忠臣蔵46+1- 通常版78.ChuSingura46+1
原画 – ぬい
シナリオ – 葉山こよーて

 

 

 

 

 

<ストーリー>

元禄14年3月14日に起こった浅野内匠頭の刃傷を契機とした赤穂藩の改易により家禄を失いながらも、亡君の仇である吉良上野介を討つべく立ち上がった四十六人の浪士たち。そして、タイムスリップで江戸時代の赤穂の地にやって来てしまった深海直刃がいた。
直刃は浪士たちとともに、悲願の仇討ちに邁進することとなった。

(by wikipediaより引用)

◆ テーマ度数

pikautu
pikanaki
pikaikari
pikamoe
3 2 4 4

欝…赤穂事件の史実を知っている方なら。現代人が江戸初期の時代に飛ばされる、を踏まえると尚。
驚…赤穂事件に関わる中心人物視点で描かれるヒューマニズム。
熱…勝負事の演出具合が高く、討ち入りがすごく盛り上がる。
萌…ギャップが可愛い。

 

シナリオ(42点)

言わずと知れた忠臣蔵のエロゲーバージョン!年末にドラマでほぼ毎年放送されている有名な歴史物なので、名を聞いたことある人はいるでしょう。
大石内蔵助を演じる俳優さんも超大物ばかりで、その人気振りが伺えます。最近では昨年『47ronin』でハリウッドが製作した事でも知られている。

個人的に忠臣蔵はドラマレベルでの知識しかなく、エロスケで評価高かったので気になっていた作品です。これを機にと思いプレイww

テーマ

テーマはそのまま、忠臣蔵の世界を描いた物語。
主な脚色はSF仕立てになっており、
・中心人物が皆、女性化(エロゲ仕様)
・47人目(46人+1)が主人公とし、しかも300年後の現代からタイムリープしてくると言うSF仕様。
・その主人公がループを繰り返すことで、忠臣蔵の中心人物達と接し、成長していく、ある意味、群像劇的なストーリー。

SF仕様ながら、基幹部分は忠実通りに作られており、忠臣蔵の教本に近いと思われる。
本編は5章から成り立っています。
1~3章は赤穂浪士を中心としたお話。
4章は吉良家を中心とした、赤穂浪士とは違う側面のお話。
5章は大団円で、史実とはかけ離れた、本作オリジナル仕様。

感想

めちゃめちゃ面白かったです。
そもそも史実が基盤で、昔から大変人気のある作品だけに、普通に考えれば面白くないはずがありません。
ライターさんの忠臣蔵に対する知識がすごくて、細部に拘るほど、忠臣蔵愛に満ちています。

歴史上の人物の女体化は恋姫無双(三国志)やらFate(アーサー王=セイバー)など、数多くあるので、エロゲならでは表現。

主人公視点で描かれる群像劇

群像劇と言いましょうか、主人公=プレイヤー視点で物語を捉えています。それとは別に、主人公が自身の世界へ戻るという目的を立てることで(SF)、エンタメ性をも内包させた形で描かれていく。

主人公視点で描かれているので、ループを繰り返す毎に、以前関わらなかった事象を実体験することで、新たな知識、経緯を知り、
同時に忠臣蔵に対する見方を表現させる手法は上手い、何よりも仇討ちと言う歴史的事実があるので、それに向かう各々の心情が主人公に浸透する形で描かれているので、引き込まれやすい。

脚色はあれど、これだけ視聴者を釘付けにするあたり、ただ単に知識があるだけでなく、ライターがわかり易く、噛み砕き、シナリオに上手く浸透させる、ライターの力量具合が垣間見えます。
群像劇的視点が効果良く、物語を引き立てています。

吉良家視点で描かれる歴史的検証

まぁ単純に赤穂浪士って忠誠する主人に対する想いが熱いよねー!というだけで収まらないところが面白い。
史実に関しても様々な仮説も問われている物語だけに、今度は吉良家(甲佐一魅)から語られる歴史的検証も面白い。

後に語られていく、歴史的な側面に翻弄される主人公、仮説とはいえ、ただ単に仇討ちが、うんやらかんやらだけではなく、それに伴う上杉家や吉良家の動向やら、史実から現代における影響まで過程として入れてくる点は抜け目が無いと言うか、様々な側面から見れて実に面白い。

シナリオ的には盛り上がりに欠け、終始重苦しい雰囲気が漂うが、歴史の闇に隠れた事実を取り入れている点など、個人的には面白く見れた4章。
わっちが主語の新八が可愛すぎて辛かった…。

ラストの大団円はオリジナル要素満載の超絶SF仕様w

1~4章は史実を中心とした視点で描かれるが、5章は…、まさかの!?
まぁエロゲらしい、トンデモSF仕様で、後半が圧倒されっぱなしだったが、まぁこんな結末でもイイヨネw と。
突っ込みどころが満載で、主人公の血筋とか、暗躍していた最後の敵が…、と拍子抜けする部分も多かったが、なんだかんだいって熱いし、盛り上がるし、戦闘描写もすばらしかったし、総じて素晴らしい超大作だったな!と思えた次第です。

5章の流れは、10ヶ月の空白、元の世界のキーワードから完全にFD確定パターンの流れですが、このメンツを考えると非常に楽しみなFDになるだろうというね、、間違いないでしょw

オリジナル要素はほとんど薄味で、ラストがごり押しだった事を踏まえても、、、
重厚なシナリオ、エンタメ性を含めた内容は素晴らしいの一言。面白かった。

キャラクター(15点)

個性的で魅力ありのキャラクター。

ヒロイン

5つのシナリオを踏まえると、内蔵助、ヤスベエ、主税、エモシチの4人。
46人は流石に全て出ませんが、登場人物は非常に多く、5章あわせても30,40人近いキャラクターが出ています。

本質は武士道を貫く点は変わらないが、
巨大化と縮小化を繰り返す、内蔵助、その実内面も可愛いもの好きといった、コミカルな面が強く出ており、愛らしいw
ヤスベエさんは真の武士ながら、主人公を男性として意識するとデレマクルという、ギャップが非常に可愛い!
主税は信用するに値する人間と認識すると、トコトン甘えては、尽くすと言ったメイド的思考になったりと、
エロゲ性格補完が巧みに活かされています。

個性が強すぎると灰汁になり、登場人物も多いとなおさらだが、今作品は、目的意識が皆一貫してるため、メリハリがあり、緊張感と虚脱感のバランスが実に上手く表現されている為、見ていて飽きないというか、上手くバランスよく描かれているんですよね…。

キャラクター演出も本当見事としか、、5章の展開を見ると、ほぼFD確実と見ているので、出たら間違いなく買います。(現代編なら)
間違いなく、笑える作品になるのは間違いないとww 想像するだけで、ワクワクするものがありますww

主人公

現代人の若者を等身大として描いた主人公。
感情的に流されやすい。

冒頭は元世界に帰還することが念頭にあったが、一転して赤穂浪士と共に打ち死にする覚悟への転換。
その流れのままいきますが、記憶をリセットされると言うことから、次はヤスベエと恋愛、武士の矜持を知り、
今度は誰も助けられてないと言う事実から、完全放置。
しかし主税の必死な支えから元の世界へと、今度は現代に帰ると精神的に満ち足りない(刺激)と、今度は一魅の提案から最後元の世界に…。

これだけ感情に流され、目的意識がコロコロ変わる主人公も珍しいと言うか、如何にも現代人の性質だよなーと。朱に染まれば紅くなるとは言うが、主人公の根元にある稚拙な欲望と言うか、考えと言うか、共感は出来ても、素直に褒めることは出来ない。
赤穂浪士と接することで、考えも変わり、成長していく様は、間違いないが、個人的にはあまり印象は良くない主人公だった。

システム(18点)
総プレイ時間

50時間ほどか。
各章だいたい、10時間前後かなと。
ボリュームはあります。

インターフェース

問題なくスムーズにプレイできます。
画面サイズも640×360~1600×900まで変更が可能。
既読スキップは使わないので、そこら辺はわかりません。

CG鑑賞

CG枚数 計:150枚
1章:40枚
2章:30枚
3章:38枚
4章:10枚
5章:32枚

その他

シーン回想
大石内蔵助:2つ
堀部安兵衛:3つ
大石主税:2つ
山吉新八郎、清水一学:1つ
矢頭右衛門七:2つ

他、オープニングが5章以外それぞれあります。
後は人物録くらい。

CG&BGM(14点)
キャラ絵 / 背景画

絵師さんはぬいさん。
全体的にロリ娘が多い。全体的にまん丸可愛い娘が多い。
後、服のセンスが奇抜すぎて笑えますw
キャラ絵だけなら、隻眼の新八さんが可愛い…。

BGM

BGMは全36曲?
BGMもいいですね。雰囲気に合う選曲で場の雰囲気を崩さず、場面に応じていい感じの曲が流れます。
ADABANAにDearest Sword.Dearest Wishがかっこいい。

その他(5点)

物語に引き込まれ、あっという間に読み終えました。声優さんも豪華で、良い演技をされております。

総評 (94点)

2013年どころか、過去プレイした作品中でも、素晴らしい作品でした。
これがあるから、エロゲは…。

とまぁ、忠臣蔵が題材、エロは期待するほどでもなく短い、そこを念頭に置いて、検討するといいかもしれません。
兎に角、重厚な世界観で、日常はホンワカするギャグ重視の作品で、メリハリがあって、雰囲気は悪くないです。

何よりも忠臣蔵がシナリオが面白いし、かっこいい!

ただまぁ、オリジナル要素が薄味で、忠臣蔵と言う既に土台がある中でのお話だからなぁ。
それを考えるとラストは何とかして欲しかったなぁw

OP ADABANA-仇華- 歌:Duca

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