ギャルゲー・エロゲーを中心とするレビューを綴るブログであります。基本ネタバレありです。
2016年は8作品。久々に熱が出た。今年は…今のところ気になる作品もない。

BALDR SKY ZERO

2013.10.12 by てるりん♪

バルドスカイ ゼロ 初回版77.BALDR SKY ZERO

原画:綱島志朗
シナリオ:科
ブランド・製作:戯画

 

 

 

 

<ストーリー>
SAS(東南アジア州)と呼ばれる、現実仮想の双方で隔離された州。
目的を変えながらもいつまでも続く、終わりの無い戦争。
自身を取り巻く状況を知った主人公は、残された唯一の事実—シュミクラムによる戦闘技術で生きてゆくため、悪名高きフェンリルへの入隊を志願する。

(by 公式から引用)

◆テーマ度数

pikautu
pikaodoroki
pikaikari
3 2 4

欝…BALDR SKYなんで。戦争には悲劇がつき物。
驚…狭い世界観ながら構成はそれなりに凝っている。
熱…これが肝でしょ。BGM辺りは使いまわしっぽい感じがしたが、盛り上がる。が、前作より劣る。

体験版で結構気に入って、シナリオもそれなりに面白そうかも…と思い予約して購入しました。

まぁ一言言えば、前作より劣るけど、それなりに面白かった。

シナリオ (38点)
テーマ

明確なテーマは存在しません。
ヒロインが持つ過去の柵を、主人公が支えながら、解決してゆく、所謂王道的なシナリオ構成。

前作との絡みはほとんどありません。SAS内で起こった出来事に前作のメンツも絡んできたりする、って感じです。

1章~8章は共通シナリオとなり、9章~14章が個別シナリオとなる。
ヒロインは3人、咲良、ケイ、フラン。

感想

んー一応BALDR SKYだったのは間違いないなぁ。雰囲気はそのまんまに、戦争により荒廃した世界観はそのまんま表現されています。
戦闘やBGMに関してもそのまんまだし、前作と大きく変わった点は、ライターさんが変わった為のシナリオ構成、そして原画さんが変わったので絵の雰囲気も随分変わったところです。

ってそのまんまですねw

シナリオは王道な構成、ヒロイン達と面識、仲良くなり、個別に入ってヒロインが持つ過去の柵を主人公が首を突っ込でハッピーエンド(エンディングは3種類)。
この流れはどの3人のヒロインどれも一緒。シナリオ構成自体は綺麗に作られているので、波があってそれなりに上手く出来ていると思う。

基本放任主義で知らないところで部下の尻拭きをする中佐の計らいで、基本好き勝手に主人公達はやってます。(主にヒロインのために)
鍵となるのが、主人公の過去や背景だと思うんですが、ケイルート以外はほとんど触れる事もなく、しこりが残る形になるので、恐らくは続編を意図して作られたシナリオかと。

どのヒロインにも因縁の相手が存在するのですが、どれも役不足感が否めない。
ケイルートは、結局何をしたかったのか、ただただ操られてただけの脇役感満載。
咲良ルートは、ただの基地外だけの殺人狂。
フランルートは含みはあるんですが、結局はウォルラスの真意とスコールの真意がぶつかり合うだけで何も解決していない。

と言うかどのシナリオも親玉を倒せばおしまい、ヒロインと仲良くめでたしめでたりと言う流れで感慨深さが感じられない。
黒幕を敵を倒して勝利を掴み取る!と言うのではなく、あくまでもヒロインの柵を解き放つと言う意味で、ヒューマンドラマ性を重視している感じ。

前作のような熱い展開はあるのだが(見せ場)、演出効果も薄く、やや期待ハズレ。一気に爆発するようなモノはなかったなぁ。

前作より良かったと思う点は、テキストと会話かなぁと。軍隊のわりにフランクな感じで、どのキャラクターも真意を掴ませない、抽象的な会話が印象的。
まぁわかりにくい点はあるが、会話の駆け引きなどは個人的に楽しめたし、中佐と主人公の会話はキレもあって楽しめた。

むちゃくちゃな言動を取るが、どのキャラクターも個人の信念というか、信条を持っており、ブレの無いキャラクターが多いので一貫性はある。
ただヒロインや主人公はその信念や信条的な面でブレがあり、迷いながらも決断を下す、と言う感じ。

フランルートの中佐の告白シーンはまさにそれを象徴していた感じ。

まぁ前作で言う個人ルートぐらいの出来かなぁと。シナリオに関しては正直言うと物足りなさはあるが、もし続編が出るなら(主人公メイン)、買うかも。
個別でこの出来なら、主人公の黒幕、本筋の流れが作られるとすると期待は出来るかも、と思ったところ。

戦闘

3Dは良かったね。グラフィックは非常に良くなっていた。当方のPCスペックでは問題なく動いていました。ただビームダガーLVMAX時に会話やBGMが途切れることがあったりと、細かいバグや大きいバグが多すぎ。

戦闘に関しては、プレイした人が多く思うところと同様かな。コマンドが1パターン減った点が痛い。後は必殺技ゲージが貯まると通常攻撃が出来ない点。
ここら辺の改変が本当謎過ぎる。

武器もだいぶ減ったのでコンボなど爽快感はやや減ったかなぁと。
近接のビームダガーで動きを止めてガンガン武器を打ち込むって流れかな。まぁほとんど前作と変わらない武器ですからねぇ。

戦闘に関しては、どうにも試験的な意味が強い感じを受けたなぁ。色々と試行錯誤はしてるんだろうけど、上手く噛み合ってない感じ。
ただ改善点は一杯在るので、上手く補完できればかなり素晴らしいシステムになるかと思います。

キャラクター(10点)
ヒロイン

正直言うと魅力ないなぁ。個性的なんだけど、癖が強すぎる。
ケイは…まぁ悪くは無かったけど、あまり目立たない子。可愛さは作品随一。大食いが印象的。個性的だが、周りに喰われてる印象。マスコットキャラ。

咲良…顔がコロコロ変わるのが印象的w 変顔や語尾、語りからして三流の下っ端っぽく胡散臭さマックスw 萌とは程遠いが、キャラ絵は綺麗だし、喋らなければ印象はいいんだけどw
マレルと同じくして暴発要員(個別)なので、勝手に暴れて満足する厨2病的な行動で度肝を抜かされた…あれは酷かった…。

フラン…自分の気持ちを素直に伝えれない、ドモリっ娘。色々と個別ルートは疲れる。自分に対して素直になるまでの過程が長くてイライラ。ヒロインの中では過去の背景は酷く欝になるトラウマの持ち主なので、そこら辺を考慮すればあの性格になるか。

個人的にはシゼル少佐の茶目っぷりが良かったかな、前作で色々見ているのでギャップもあり、部下思いな点が見え隠れしていて結構良かったw
少女物好きネタなど色々と小隊メンツに突っ込まれる姿は笑える。

後は…リーナさんかなぁ、唯一の良識人でもあり、たまに天然発言もお茶目、中々愛嬌あって好きです、ヒロイン各にあげて欲しかったなぁ。
レインさんとかも出てるんだけど今作は、前作のキャラ以上に、濃いメンツが揃ってるので、すごくまともに見えましたw

後、マスター説明長すぎ、脱線しすぎですw

主人公

これが結構致命的かも。特にフランルートでかなり食傷気味になった。
記憶喪失はありがちだが、それをものともしないのは、無頓着なのか精神的にタフネスなのか。

いくら戦争が舞台背景とはいえ、口が汚すぎる。やたらと語りすぎ、上から目線過ぎ、かつ口が汚い…。
どの道、同じ殺しをやっていることに変わらない。生きていくために殺すのも、非人道的な行いも根本は一緒。
そこに道徳やルール(境界線)を踏み出すかどうかの定義のみ、その判別はいいんだが、主人公そこで感情的になってぶちまけたりやたらと喋りたがるのは何とも…。
ヒロイン毎に同じ展開になるんだけど、フランルートでは流石に食傷気味で、すごくうざかった…。

ケイルートで見る感じでは良い兄貴分なんだけど、背景が描かれていない、優勝後の岐路で性格が大きく変わって今があるのかなぁって感じか。
まぁ頭は切れるし、一応シュミクラムの技術も高いし、中佐との会話も非常に面白く割と印象悪くないと思うところなんだけど、色々と豹変しすぎて…。
感情的になると色々と面倒臭くなるタイプだなー。

後、前作の主人公の甲をやたらと絡ませては扱いが結構酷いww 咲良ルートの傭兵役で活躍するぐらいで十分。

後はなー、中佐に少佐か、中佐は癖がある小隊の中でも長らしくダントツだけど、会話は面白いし、放任主義だけど、こっそりと部下思いな行動をしている点は熱い。
まぁ無茶苦茶な人ですけど、好印象です。
フランルートではまさかの展開ですが。

システム(15点)
総プレイ時間

合計時間を見るとだいたい40時間ぐらいか。割とマッタリしてやったが、30時間オーバーぐらいかな。
個別と共通は半々くらいか。フランシナリオは結構長くて重厚。

インターフェース

インターフェースは劣化したなぁ…。
茶目っけも全然ない。Dive2のぷにぷにキャラとか突いたら台詞吐いたりなどの細かい部分が色々と削られてます。

フルスクリーンとウィンドウの倍率が何故か画面はみ出てたり、バグも多い。パッチ当てる前はCG鑑賞すら出来なかったので、急ピッチ度具合が伺える。

LOADINGは少しマシになったが相変わらず重いのは難点。

CG鑑賞

合計82枚。どのヒロインもだいたい同じぐらい。

その他

回想シーン
咲良、フラン:4シーン
ケイ:3シーン

前作に比べてエッチシーンは洗練されていた感じ。
体位も色々と変わり豊富。

CG&BGM(13点)
キャラ絵 / 背景画

綱島志朗さんの絵に変わりましたが、こちらの方が個人的に好み。
キャラの表情が豊なので、見ていて飽きない。と言うか普通に綺麗で可愛い。

腰から太もものラインは綺麗なんだけど、膝の描き方が何か違和感ないか?w
妙に細すぎて、腰周りから、太もも~の流れで見るとすごく違和感あった。

後、完全純愛系いったな。前作のように陵辱がまったくなくなったのもなんだか。雰囲気考えると逆だろと。

BGM

なんだかなー。前作と使いまわしっぽい感じがするが…、それでも盛り上がるBGMなんで、雰囲気はばっちり。
戯画with KOTOKOの組み合わせ、いやBALDRシリーズ×KOTOKOの神曲の具合は、素晴らしいものだったが、Wing of Zeroは若干…。
バトル中に主題歌が流れないのは、定石じゃねーー!!まぁどの個別もラストは盛り上がりにややかける部分があったので、こんなもんか。

その他

特に無し

総評 (76点 Bランク)

まぁ惜しい。確かに面白い…戦闘・システムをとってもそれなりだと思う。
特にこの作品で初めてバルドシリーズするなら割とお勧めかも。世界観の説明などもしっかりしてるし、バルドシリーズはこんな感じ、ってイメージはつく(ただし、会話やテキストはだいぶ荒っぽくなったが)。
だが、前作ファン…またはプレイして面白いと感じた人は…。

まぁ正直言うと中途半端だったよね。全て。続編臭わす所も、シナリオの出来も前作の個別並。盛り上がるも、やや中途半端。戦闘システムも面白いけど、どこか物足りない中途半端。

そう、全てが中途半端だった…、3Dの兼ね合いもあったんだろうけど、まぁ恐らく試験的な意味合いも兼ねてた気がする。と、そう思いフルプライスと言うことを考えると…イラッ来たw

一応シコリが残った点?
・主人公のブレインチップにGT:iceが掛けられていたのは?
・マスター以外の、主人公の脳をいじったもう一人のウィザードは?
・主人公がケイから離れて、目が冷める(記憶喪失:冒頭)までの間は?
・マレルの過去。どういう存在かは語られている。主人公との関わり。

てかほとんど主人公が謎すぎるw まぁメイが…の下りから見て大きく関わりありそうだなー。
フランルートやケイルートで色んな含みあったので想像は出来るが。

BALDR SKY ZERO OP 『Wing of Zero』 歌:KOTOKO

関連作品

BALDR SKY Dive1 “LostMemory”
BALDR SKY Dive2 “RECORDARE”
パルフェ 〜ショコラ second brew〜 Re-order

関連商品

バルドスカイ ゼロ 初回版

バルドスカイ ゼロ 初回版

中古価格: ¥ 490 より

Amazon価格:¥ 1,600

カテゴリ:DVD-ROM

発売日:2013-09-27


バルドスカイ ゼロ 初回版【Amazon.co.jpオリジナルオリジナル特典コースター付き】

バルドスカイ ゼロ 初回版【Amazon.co.jpオリジナルオリジナル特典コースター付き】

中古価格: ¥ 2,999 より

Amazon価格:¥ 6,250

カテゴリ:DVD-ROM

発売日:2013-09-27


アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。
一度ページを再読み込みしてみてください。

アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。
一度ページを再読み込みしてみてください。

Posted in 戯画

Trackback URL

承認制です。トラックバック歓迎です。スパム系は許可しませんのご了承

コメント

本文入力

SEO Powered by Platinum SEO from Techblissonline