ギャルゲー・エロゲーを中心とするレビューを綴るブログであります。基本ネタバレありです。
2016年は8作品。久々に熱が出た。今年は…今のところ気になる作品もない。

WHITE ALBUM2 ~closing chapter~

2012.05.08 by てるりん♪

WHITE ALBUM2(「introductory chapter」+「closing chapter」セット版)61.WHITE ALBUM2 ~closing chapter~
企画・シナリオ – 丸戸史明 with 企画屋
キャラクターデザイン – なかむらたけし
原画 – なかむらたけし、桂憲一郎(『終章』)、柳沢まさひで(『終章』)

 

 

<ストーリー>
2010年、かずさとの別れから3度目の冬が訪れた。峰城大学3年生となった春希は雪菜と疎遠になり、恋人とも友人とも言いきれない曖昧な関係を続けてき た。かずさは遠く欧州の地でピアニストの道を歩み、春希はギターを手放し、雪菜は歌を忘れた。春希の傍にいる女性は雪菜ではなく文学部でできた気の置けな い友人、和泉千晶に変わってしまっている。ある日、春希はバイト先の上司である風岡麻理の指示でかずさの特集記事を書くことになった。これが転じて春希と雪菜に復縁の機会が訪れる。また、とある一件から出会った後輩の杉浦小春とは衝突を繰り返しつつも、春希と雪菜の事情を知られたことで復縁の協力を半ば強引に約束される。おせっかいな周囲に後押しされながらも関係修復を探りあう二人。しかし未だかずさとの傷が癒えていない事を思い知り、春希は雪菜に拒絶されてしまう。

(by wikipediaより引用)

 

前作、industry chapterからの続編作であり、完結編。

評価が高いのはこの結末を描いたwhite album2の完結編で、三角関係の行方に注目が集まり、どのような結末を丸戸さんは描いたのか…!
一言、すごく良かったです。前評判通りです。本当良かった。プレイ終了後はそうでもなかったんだけど、ジワジワかなり来ました。
後、音楽ぱねぇは、破壊力抜群だわ。力入れいるだけあります。

 

■テーマ度数

pikanaki



5 3 3 4

泣…持って行き方が本当上手いわ…。かなり良作の泣きゲー。泣けるを前提に置くならラストは雪菜(true)で締めてください。かなりキますよ。
驚…伏線の持って行き方が上手いよー。ic祭りの後のピアノ室の出来事とか…曜子さんとか(両true)、千晶とかそこでそう来るかーって…!ね。
萌…小春がスゲー可愛かった…。麻里さんのギャップも良し、かずさの↑↓具合もすごく可愛い。
鬱…作品のテーマなので当然なんだけどね、そこまですげー修羅場ってないんよねぇ(三角関係)。寧ろ友情が痛い程胸を貫いた…。武也の優しさ辛かったわぁ…。

 

 (ネタバレあり)

 

シナリオ(49点)


本当すげー良かった。素直に感動しました。なんせピンポイントで俺好みだしなぁ…。プレイ後は余韻が深く残らなかった…と思ったんだけど、ジワジワ来て、もうダメです、何よりも音楽を聴くととてもじゃないけど余韻がよみがえって、思い出してはグッと来てしまう…。それにwhite albumとか届かない恋がめちゃくちゃ良いBGMなので…。(他にも一杯)
もーね、丸戸さんの一人舞台です。

三角関係という題材を多角的な視点で描き、キャラクターの心情描写はマルチザッピングと回想シーンを使いながら深層心理を演出した効果がジャブのように蓄積していきます。
シナリオも新しく追加されたサブヒロインを含み、主人公を軸に様々な結末を描いており、どのシナリオも妥協が無い素晴らしい仕上がりになっている。
“冬馬かずさ”、”小木曽雪菜”ありきの結末でなければいけないと思うが、他サブヒロインとの結末も一つの結果として捉える事も出来る満足なシナリオとなっている。

各シナリオの感想を。あ!因みに麻里さんのシナリオが未踏なんです…。他がかなり時間がかかったので、我慢出来ずに-coda-突入してしまいました…w
因みに個人的ですが、一気に-coda-いってもいいのですが、推奨するシナリオ順もあります。

(風岡麻里(未)・杉浦小春)・和泉千晶(N/T) ⇒ 小木曽雪菜(cc) ⇒ 冬馬かずさ(N/T) ⇒ 小木曽雪菜(T)
cc ⇒ 麻里さんは未プレイなので…。和泉千晶シナリオは伏線がすごいのと、三人の心情を語るシーンが余りにも的確で(面白い)サブでは最後の方がいいかも。
-coda- ⇒ 先にかずさを終わらせること推奨、どんな形になっても雪菜の幸せが流れ的に正しいので、最後にプレイ推奨、ある意味グランドフィナーレ。

[サブヒロイン] サブヒロインのシナリオは本来の流れとは横道に逸れると思うが、”かずさ”と関わりがない三人だからこそ春希が選択出来るシナリオ。春希が胸の奥にかずさの想いを閉じ込めておけばいいだけの話だから。雪菜との関係もあの雪が降る24日のイブの選択肢が起点となり、サブヒロインへ架け橋をしっかりと動機づけしてる。逃げではなく(まー逃げかもしれないw)、どのシナリオも前向きに向き合う良いシナリオ。サブヒロインが春希の支えになってくれる、甘えの入ったシナリオかもしれないません。

・杉浦小春
春希の面影を重ねた小春のシナリオ。
ここでは小春がかつての春希のような選択を行わない為の、ちょっとした春希の戒め(?w)的なシナリオなのかもしれない。
24日までが切欠になるとはいえ、小春の接点が余りにも短いというのが恋愛要素を弱くしている気もするなぁ。

”あの頃”とはまるで様相が違うし、展開もキツイものになるが、小春が仮想雪菜、友人が仮想かずさと思えば…。
展開的にそれなりあらすじはしっかりしており、小春と春希の関係もしっかりと描けているので楽しめるシナリオ。

”誠実”とは何なのか、小春は春希を通し、春希は過去の自身を想い重ね、小春の事を想い一歩前に進む、そんなシナリオ。

・和泉千晶
こんな裏表が解りにくいヒロインって、まるでパルフェのあの御方を見ていたみたい。
恋愛なのか、道化なのか、役者である千晶の洞察力の高さと役者ぶりが面白い。
作品の中で作品を演じるところがスゲー、発想が面白い。
ザッピングがよく活きたシナリオ。
恋愛の過程を楽しむよりは、伏線が消化される過程や結果、起承転結としてのシナリオを楽しむべきかな…。
千晶自身もよく春希達の出来事をつかんでおり、何より心情の機微をよく掴んでおり、それが吐露されるシーンは緊迫感あって良かった。

どのシナリオに転んでも、それぞれの視点で描いてくるのがスゲーわ。納得のシナリオ。

 

・冬馬かずさ
私的には、かずさtrueが一番好きなシナリオ。
かずさが立ち直れない意味では失敗という位置づけかもしれないけど、主人公の真の意味で恋愛成就と主人公が能動的に全てを纏めていくシーンがすごく俺的好みな展開!!
かずさを心に決めてからの、友人達、雪菜の家族への打ち明け、辞表シーン、そして雪菜への告白…、全てが鬱全開!!ヤバイきたこれ!!って…。
全てを捨て、隔離されたかずさとの小さな世界を選んだ春希の無謀さと想いの強さ、何よりも武也のシーンが心をぶん殴られるほどの衝撃を受けました。『あっ、こいつ本当に俺にとって大切なヤツだったんだな…』痺れました…。武也かっこよすぎる…。
家族もそう。春希は自身の家庭環境から、雪菜の温もりのある家族に血の繋がりは無いけど、春希の家族以上に家族(愛情)を感じていたんだよね…。
孝弘がフルボッコにしてくれたシーンが代弁してくれてるなー。

主人公は最悪の選択をしたんだけど、それでもこの選択にはとてつもない『価値』があるんだなって解るよね。ただ単に『恋愛』だから。とは言えない一線を越えた想い・意思がそこにあります。
だからこそ、主人公を強くしたんだなって、支えられるわけでもなく、支えたいって、本当に大切なヤツを敵にしてまでも、護りたい奴がいるって、かずさからみればそれはもー王子様に見えたんでしょーが、背景関係なしに展開だけ(無茶だがw)を考えると結構素敵なお話にも思えるんだろうなー。
それをお膳立てするように、かずさが自己嫌悪に陥り、完全に壊れてしまい、『嘘』でもいいから私を求めて欲しいと懇願するシーン。崩壊の序曲になる一つの区切りでもあるのですが、感情任せに行けば必ず救われないという選択における主人公の最大の動機、選択肢に置いている点。
ここにきて選択肢の精度が更に増してるんだよ、-coda-。主人公が優柔不断っていうけど、逆を言えば死ぬほど迷うぐらいに互いの事を想っているって事だしねw

雪菜とかずさのシーンも秀逸だなー、常に『2番目だった』雪菜が、本当にかずさの想いを超える事は出来ないんだなって痛感する瞬間。
雪菜は関わる全ての人が幸せになりたいと同様に自分も幸せにならなければいけない手前があり、かずさは自分の生きた証を捨ててまでも春希と共に生きたいって想う気持ちがあのシーンで痛感させられたわけ。まず雪菜にとってこの選択は絶対に出来ないものであり、それは根本的なモノを覆す選択であり、今まで積み上げてきたものを全てぶっ壊すことになるのよね。本能的に”かずさ”を護る行動を見ても、雪菜の”人の良さ”が如実に表現されてるよね。

千晶が言う『想いの深さ』って意味は春希と、そしてかずさの間にある事ももしかしたら春希や雪菜を通して感じ取ったのかもしれない。
恐らく、全てのシナリオを見ても、かずさの春希を思う気持ちっての純粋で誰よりも大きかったんだなって初めて物理的に理解出来るシーン。

そこで、あのノーマルエンドも強く活きてくるんだよなーかずさの魅力が。『大切な人』に幸せになってもらいたいって決意するシーン。trueとは違い『かずさ』の願いだけに走り全てに対して自暴自棄、いや自分の気持ちを偽って走ったことに対して。これって雪菜に対しても過去に(cc)同じことしてるんだけど、かずさにもやっぱ理解出来ちゃうんだよね。
本当に愛する人の行動や心情をよく捉えてるなーって。まぁこれは曜子さんのアレが出てきてないので、ある意味BADに近いEDなんだけどね。
どう考えても曜子さんの支えのみに頼る事になるから。

そう思うと、ただのNomal EDだろうが、サブヒロインのEDだろうが、全てのシナリオがこの-coda-に活きてくるんですよ、伏線を含め。本当ねーすげーわ、無駄がないもん。いや、まぁあれだけ長いから…不満は多少あるけどww

個人的にはかずさの心模様が全て照らし出され吐露された、かずさルートは一番のお気に入り(normal, true)。

 

・小木曽雪菜
このシナリオは小木曽雪菜の願いを叶えた理想的な結末を描いたグランドフィナーレ。理想的でありながら、本筋としては雪菜に流れて欲しいだけあって、清々しいエンディングを迎えます。

雪菜の葛藤はic、ccを見ればわかりますよね。それでいて、恋敵であったかずさも幸せにしようとする本当に理想的で綺麗な終わり方を迎えるシナリオ。
雪菜自身も主人公同様に非常に災難な性格しています…。小悪魔のような行動を取れば、いきなり主人公を突き放したり、甘えたり、いきなりヤンデレになっては、それでも主人公の事は絶対に諦めない程に一途な性格、それでいて他人に優しく、どこにでもいそうな普遍的な女の子…なんだけど、性格が散見しているのは、大凡主人公の軟弱思考から来るものだろうが、それを置いても雪菜の一途さはとてもじゃないが、すごい…あの家族形成からどうして、こんな化け物クラスに成長したのかが知りたい…。

このシナリオは主人公が脱落するので、”雪菜”と”かずさ”の物語でもある。その表現はとてもシンプルで自分達の想いをぶつけ合うだけ。
そして学園祭と同様に”あの日”を再現させる事で、過去に三人で”約束”したことを実現させることで雪菜の願いを成就させている。
大人になっても”あの日”の再現を形は違えど一つ一つ想いを込めて、ライターが丁寧に演出しており、”三人”の絆の強さが構築されていく様が…まさに万感の思いに耽るわけです…。”あの日”から距離のバランスが完成されてしまったけど、今度は友情と恋愛がしっかり別れた道になったのが良かったよね!

個人的には雪菜シナリオでの”かずさ”の心情の流れが不透明な部分が大きい、特にかずさルートを先にしてるとどうしてもなー。
雪菜とぶつかり合うことで恋愛と友情の天秤がやや傾いたかなって考えるけど、かずさシナリオのかずさの想いの強さがとてもじゃないけど、”深い”だけにややご都合的だなーって思える点も。
雪菜はバランスが取れる女性だけど、かずさはどうしても極端な選択しか出来ない、背景を含め音楽家らしい、感性のみで生きてる女性としてのイメージが強く、寧ろそういう不器用な生き方しか出来ないから。

最後の雪菜と春希のシーンはやや冗長感はあるが、最後に全てが纏まったシーンが良い。
エピローグがまたいいよなー。誰もが笑いあえる、そんな”世界”を作ることが出来たんだから、最高じゃないっすか。

 

キャラクター(15点)


■ヒロイン
・冬馬かずさ
世界と自分を切り離し、誰とも接点を持たない孤高を貫く少女。
性格は不器用で理性より感情が言葉で現れ、素直に想いを伝える事が出来ない、だから楽器を使い自分の感情を伝える、本当音楽家らしい一面が正確に良く出ています。

表面は『強い』少女を演じていても、心は繊細で『弱い』少女。誰かが支えなければ立ち上がる事さえ出来ないように精神面が弱く、支えがあれば世界へ羽ばたける程の才能の持ち主。
雪菜とはまるで性格が反対で、無愛想なんだけど、弱さを見せる一面がとてももどかしく、可愛らしい…。

雪菜ルートのかずさが大切な友人に支えられながらも、自分の世界を切り開くシーンは良い(かずさ√のかずさの方が好きだけど)。
結婚式で弾いた音楽ってなんだろうなー、誰もが笑いながら『大切な人』の幸せを心から祝える瞬間が今までの過程を考えると、本当に素敵だなーって思える。
個人的に大好きなヒロインです。

・小木曽雪菜
一途で努力家で、誰に対しても優しく、自分を含め大切な人が幸せでいてほしいと願える、心の綺麗なヒロイン。
その心の強さに脱帽せずにいられません。愛する人に何度も傷つけられながらも、それでも他人に対しても自分の在り方を変えない芯の座ったヒロイン。
読者ならば誰よりも幸せになってほしいって思うヒロインでしょうw
何もかもが『2番目』であることに強くコンプレックスを抱くことで、強く引け目を持っている。それでいながら大切な人も幸せになってほしいというある意味最も強欲なキャラクター。

とても素敵なキャラクターだけど、まぁ言うとアレだけど、あそこまで傷つけられて想いを一途に寄せることが出来るのか私自身の感情では到底に理解出来ない範疇。
大切な人が幸せになってほしいという気持ちはわかるが、作品を通して本当に『強くて』『弱くて』感情移入が最もし辛かったヒロインじゃないだろうか…。ヤンデレ入ってるシーンもあったしなー…。
和泉が演じにくいというのが的確に表現してる。

・サブヒロイン
魅力的なサブヒロイン多いわー。よく春希の事を見てるなーって全員。なんで、こいつここまでモテるんだ?ww
麻里さんも小春も千晶もどれもキャラが立っているのでいいねー。春希が魅入られるのも仕方なし!

・その他
武也につきます。普段はちゃらちゃらしてるけど、誰よりも春希の事を友人として大切に思ってる本当に良い奴!!
デジタルノベルのシーンとかずさtrueのシーンは本当かっこよかった、心の底からこんな友人がいたら嬉しいよなー。丸戸さん~本当良いキャラ作ってくれるわ…。
最高っす。
依緒や朋、孝弘や小木曽一家、小春や麻里さん和泉、開王社のメンツ…etc。これだけ大切に思われている主人公、、、脇役が本当に素晴らしい奴らばっかで、シナリオを引き締めてくれるんっすよね…。
だからこそ、かずさtrueが『活きてくる』んっすよ…、あのシナリオ本当私的に好きな展開、鬱全開!!

■主人公
本当に最悪な選択しか選ばない野郎なんだけどね、、、憎めないんですよ、、、性格も素直で実直な奴なので、周りが頼る、心配になってくれるのも理解できるんですよ、、だからこそ、最悪な選択しか出来なくても、、それでも憎めないわけなんですよ、、、。私には理解できませんが、二人の事を本当に愛しており、だからこそ『簡単』には選択出来ない、だからこそ苦悩し、葛藤し、答えを出す主人公に対して文句、イライラ、腹が立つんだけど、、それでもやはり解るんですよねー、こいつの気持ちはたとえ嘘をついても本当は偽りはないんだってw

恐らく主人公の家庭環境に性格が形成されたのではないのかなーって。無関心な母親に育てられた、『愛情』を培われず育てられた。その反抗心からか、異常な程に他人に対してお節介で孤独はどうしても耐えられないし、本能的に愛情に飢えている、かずさ、雪菜は自分にとって大切な存在、簡単に割り切れるられない、母性本能に弱い一面も、要は甘えたがりやってのもある。

全面的に支持は全く出来ないんだけど、憎めないキャラクター、本当ねー丸戸さん、こんなキャラ良く作ったよーって脱帽せずにいられませんわ…。

何よりも物語を左右する軸だけにね。

システム(16点)


■インターフェース
んー…インターフェースのテキストすごく見にくかったんだが…。フォント体もあると思うんだけど、文字の大きさというよりか太さが…正直見にくかった。
細かいことを言えば、テキストとボイスの相違が…テキストでいう『…』の部分でひそひそ声が聞こえたりと、ついクリック連打しちゃうやん!!
後、ひそひそ声の際のテキスト小さすぎるww そこらへんは声優さんの力量で調節してよーん…。

後、重いっすよ…。まぁあれだけのボリュームに雪が降るシーン、必要な場面での必要な演出はとても素敵で作品を盛り上がったので良いんだが、そこそこ良いスペックは必要かも。

他は…まぁいいかな。スキップも早いし、気になる点は特になかったかなぁ。

■CG鑑賞
全160枚ぐらい。
エッチシーンのCGが割合的に結構占めてる気もするw

■その他
回想シーンが結構多い。メインサブヒロイン含め最低4シーンはあるんじゃないかな?何気に結構エロいし。
恋愛の結果(流れ)におけるセックスがほとんどなのですごく感情的、扇情的。
場合によってはこれから起こる事や不安を感じさせる悲しいシーンにも映るし、背徳的な一面もあり、様々な感情が絡みあったシーンが多い。
これぞ18禁である故の本当の使い方じゃないのかなーって思う。

雪菜のicとか本当色んな意味で情熱的でしたしw

CG & BGM(15点)


■キャラ絵 / 背景画
icに比べると角ばった感じが無くて、かなり綺麗になった。
立ち絵よりはイベント絵の美しさが際立って良くなった。
個人的には小春の可愛さが一番だけど、メインヒロインのかずさや雪菜の絵も美しくていい!

■BGM
全63曲。
ccの新規からでは何と言っても『時の魔法』。
『届かない想い』程の『想い』は描写からでは希薄ではあるが、再び作成された思い出の大きい曲。
『closing』や『心はいつもあなたのそばに』など歌入り曲はどれも良いし、BGMもすごくいい。

特に導入タイミングの良さは一級品。曲数はicとセット版なのでicを参照に。

WA2は音楽にかなり力入れた良い作品だー!

 

その他(3点)


個人的には息を抜きながらプレイしていました…。長時間が結構きつかった…。ただそれ以上に起承転結はどのシナリオに関しても見事。
瞬間最大風速はすごいが、プレイ時よりプレイ後の余韻がジワジワと持続性もある作品。刹那的でもありながら、後味を残すその破壊力はすごい。

 

総評(99点 Sランク)


てかこれ本当にエロゲーか?wwって思える、いや寧ろこれこそ本来のエロゲーの在り方もしれないw ってのは言いすぎだけどw
無茶なエロシーンへの入り方が多い昨今、こんな純粋に綺麗に入っていくシーンってあんまねーよなー、感情が最大限に、高揚した中でのシーンだから、色んな感情が混ざりぶつかり合ってるからね、ほんと…。

まっ丸戸信者ではないが、この作品に関してはicを含め、シナリオの完成度の高さに驚きを隠せない。これだけ丁寧にこれだけキャラクターの心情を掘り下げ、これだけキャラクターに苦悩・葛藤させ、これだけヒロインと主人公の恋愛に没頭させてくれた作品は見たことがない。
これだけ素晴らしい恋愛ドラマを見せられたらこの評価は当然帰結。

過去の丸戸作品をプレイした中でもダントツに良い。丸戸節は控え気味だが、これだけまっすぐでぶれないシナリオを作ったことに賛美を送りたい。
icからしっかりと種を植え、水、肥料をしっかりやり、-coda-でしっかりと花を咲かせる、緻密な積み重ねが作品に生きています。

丸戸さんの人間関係って本当に良いよね、家族・友情・恋愛を含め、本当良い奴って心の底から思えるキャラ愛に満ちてる所が毎度作品をプレイして思うところ。

私的にオルタを超えることはできなかったが、最高峰クラスの作品だったことは間違いない!(ただしicプレイ必須ですw)

自分自身に、そして他人に優しくなれる、そんな作品です。

 

■OP WHITE ALBUM2 ~closing chapter~ 『幸せな記憶』 歌: 上原れな

 

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WHITE ALBUM2 ~introductory chapter~ ミニフォトアルバム

WHITE ALBUM2 ~introductory chapter~ ミニフォトアルバム

定価:¥ 823

カテゴリ:おもちゃ&ホビー

発売日:2010-08-27


Posted in Leaf

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