ギャルゲー・エロゲーを中心とするレビューを綴るブログであります。基本ネタバレありです。
2016年は8作品。久々に熱が出た。今年は…今のところ気になる作品もない。

WHITE ALBUM2 -introductory chapter-

2012.05.05 by てるりん♪

WHITE ALBUM2 -introductory chapter- 初回限定版 (予約キャンペーン特典「オリジナルフィギュア」付き)60.WHITE ALBUM2 -introductory chapter-
企画・シナリオ – 丸戸史明 with 企画屋
キャラクターデザイン – なかむらたけし
原画 – なかむらたけし、桂憲一郎(『終章』)、柳沢まさひで(『終章』)

 

 

 

 

 

<ストーリー>
舞台は2007年秋の東京都。峰城大付属3年生の北原春希は学園生時代最後の思い出を作るため軽音楽同好会へ加入するが、バンドは痴情のもつれから崩壊してしまった。学園祭のバンド発表を成功させるためメンバー集めを開始した春希は、屋上で歌っていた学園のアイドル小木曾雪菜を勧誘する事に成功する。更に、クラスの問題児冬馬かずさがピアノの天才であったことが発覚し、彼女をメンバーに迎える。バラバラだった3人は一生懸命に打ち込んだ末に学園祭で大成功を修め、3人は心の底から結び合えた…と思っていた。しかし、この日からそれぞれの恋は残酷な悲劇へと走り出してしまう。

(by wikipediaより引用)

■テーマ度数

pikanaki
pikautu
2 3

泣…学園祭までの道のり。青春。
鬱…学園祭後の悲劇まで。あんな目の前で見せられたら…。
短い作品ながら主人公達の出会いと悲劇の始まりを描いた-closing chapter-へと続くwhite albumの序章。

丸戸さんの作品かつ続編がかなり評価高いので期待も高かった作品。

序章でありながら予感を感じさせる伏線が詰まった良作品。

当然ながらclosing chapterの下地なのでcc在りきの作品(逆も言えるけどw)。
三角関係が軸なので結構重いです。主人公の移り変わりも激しい感情的に仕上がった作品。

何よりも音楽がかなり良い作品なので注目です。

(ネタバレあり)

 

シナリオ(38点)


序章なので短いし、一本道です。割合でいえば2:8かな。(ic : cc)

それでもccへとつながるとても大事な序章です。

主人公とヒロイン達の出会いを描き、そして3人達の友情・恋愛が『壊れていく』までを描いたのがこの序章。
今後へと続く意味では、彼らの感情の移り変わりを楽しむというか、台詞もそうですが、ヒロイン達の主人公へと恋心を抱く過程を読む作品かなーって感じです。

これは特典で付いてくるデジタルノベル『雪が解け、そして雪が降るまで』も読めば、かずさの主人公に対する心情が繊細に描かれているので同時に読まれることを推奨いたします。

なんだろうなー三角関係、学園物、恋愛の王道的な作品と言えばそうなるのかなー、丸戸さんらしい序盤の雰囲気やキャラクターの台詞など惹きつけられる、読みやすいテキストは流石だなーって思います。
それと回想シーンを繋ぎ方がかなり効果的。冒頭の空港のシーンとか、時折出てくる回想シーンが効果的にダメージを喰らいます。

主人公が抱く思いが移ろい易く、当然読者としてはイライラしますよー、何分優等生的な立ち位置なので、傍からみればすごく出来る奴ってのが憎めないんだけど、理性的なのに、急に感情が大爆発したりと、もーそりゃ予想通りな展開を迎えます…。読者が予想する通りの痛い展開になるのでなんとも…。

見ているこっちとしては痛々しいぐらい雪菜が可哀想で…w

で、この作品三角関係も痛いところをついてくるんですが、何よりも他者との繋がりを強く意識しているので、友情や家族が深く絡んでくるところがとても痛いんですよ…。
武也や依緒、雪菜の家族など、滅茶苦茶良い奴ばかり出てくるので、そいつらを巻き込んでは何かと絡んできては説得させるシーンが多く、友情の厚さがとてもじゃないけど深く感じられて…。

その期待を裏切る、というか期待通りに反する行動をとる主人公にヒロイン、そして友人達が複雑に絡み人間ドラマを演出してるんっすよねー。

三人だけの世界を描いていただけならば、当事者同士の痛いだけの話になるのですが、彼らに関わる全ての人達を巻き込む点が何よりキツイ。
たかだが恋愛だけのシナリオと思うのは間違いな訳で…。

これはccで更に痛さを増す訳ですが…。

まぁ学園恋愛物としても十分に面白いです。

特に世界的音楽家の愛娘であるかずさの直接的な表現が不器用だけど、ピアノや楽器を通して想いを流す表現、その『音楽』の存在と演出が秀逸。
デジタルノベルを見ればわかるのですが、かずさが苦手とする対コミュニケーション方法に音楽を交え、感情的に表現するシーンがとても良いんだよなー…。

ギターにピアノ重なり、そして声が重なる彼等の出会いのシーンは本当美しいなーって思えます。

すごく短い作品なんだけど、主人公とヒロインの心情の機微を描いた、そして今後に繋げる意味では良く出来た作品かなーって思います。

当然物足りなさや今後への布石と言う意味では単体の評価としては高く評価出来ないんですけどねー。それでも良い作品を予感させる出来だと思います。

 

キャラクター(14点)


■ヒロイン
メインヒロインの冬馬かずさと小木曽雪菜。

どちらも学園における一番の美少女でありながら、性格はまるで真逆な二人、才能と努力のヒロイン。

それでいながら主人公に恋をする点は完全一致。

『不倶戴天の敵になるか、一生涯の友になるか』まさにこの言葉がふさわしい二人。

私的にはかずさ派ですw

■主人公
模範的な優等生。というけど、一風変わった、もう異常がつくほどのお人よしでお節介焼き。
作品を見る立場としてはとても印象の良い主人だけど、友達にはしたくないタイプ。

ただ良い意味でも悪い意味でも人の魅力を引く力を持った人間。

優柔不断なのは作品上とはいえ、やはり馴染めない部分は多い。まだ学生だからいいんだけど、ccはかなりきつかったなぁ。

 

 

システム(16点)


■インターフェース
文字が見にくい…ccにも同じことを書いていると思うけど、文字のフォント体がどうも合わない。
小字になると全く見えん。その分ボイスに集中できるとは思うが、『…』の部分でたまに台詞が混入されていることもあり、うっかりすると見逃したりします。

それ以外は特に問題点はないが、やはりスペックが必要です。色んなソフト立ち上げてると、最初のインターフェースの雪が降るシーンですら重たくなるんっすがw

■CG鑑賞
セットなのでccにて。

■その他
デジタルノベルが付属されております。(特典)
読むことを推奨。特にかずさの心を描いた作品なので、何かと補足になる部分が大きい。

CG & BGM(14点)


■キャラ絵 / 背景画
んー思った以上に…角い…w
あごってますよー!!割と癖があるというのは変だけど、やっぱもう一つかなーって感じが…。
特に敢えてここは突込みません…簡潔に。

■BGM
ic+cc
本当最高。
私的にはwhite albumが最高、これは前回(10年前)の作品からなんだけど、本当この曲良いわー。
出会いの曲に持ってくるところが憎めない演出というかタイトル通り。
SOUND OF DESTINYなど前作ファンなら嬉しいというかニヤニヤする部分もあるって感じかな?

当然だけど『届かない恋』。これ以上に無い程に最高の思い出と辛い思い出が詰まった曲。
この曲を笑いながら引いている3人をイメージする将来が最高なんだけどなー、今後の展開を考えるとありえないのかなーって。

 

総評(82点 Bランク)


まーこんなもんでしょう。㏄に繋がる伏線が結構ちりばめられているので、あれこれ想像したり考察したりするのも面白いかもね!

良作を予感させる序章の幕開けでした。

 

■OP WHITE ALBUM2 -introductory chapter- 『届かない恋』 歌:上原れな

 

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