ギャルゲー・エロゲーを中心とするレビューを綴るブログであります。基本ネタバレありです。
2016年は8作品。久々に熱が出た。今年は…今のところ気になる作品もない。

eden* They were only two, on the planet

2010.08.23 by てるりん♪

46.eden* They were only two, on the planet

監督:御影
原作:鏡遊
アニメーション:結城辰也, sata, Iris motion graphics(tsukune.)

 

 

 

 

<ストーリー>
火星付近で突如出現した破滅の星といったエネルギーの塊の影響で、地球では異常気象や地殻変動が起こり、それをきっかけに世界各地で戦争やテロ行為により、世界は破滅的な打撃を受けた。それは真の破滅への兆しでしかなかった。残された時間は100年。人類の滅亡を回避する為に人類は地球からの脱出を計画。その計画を遂行するために計画そのものを実行する『地球統一政府』の設立、地球脱出の根幹となる高い知能と不老長寿の肉体を持つ新たな人類“フェリクス”を生み出す『フェリクス計画』という2つの計画が立案された。  それから99年の時が流れ、地球脱出計画のメンバーとして活躍したフェリクスの少女がいた。計画に全てを捧げた彼女は、人類がいなくなった地球で余生を過ごす事を望んだ。しかし、彼女の元に統一軍から派遣された青年がやって来た。彼の仕事は少女を守る事。そして、少女の自由を拘束する事であった。

(by wikipeadiaより引用)

■テーマ度数

pikanaki
3

泣…見事な直球です。演出の高さ(minoriクオリティ)によるオーバーフロー。

 

<感想>
前作がかなり良かったので、minoriの作品を続けてプレイする事に。
18禁要素を抜いた、今作品ですが、王道的な内容になっているようで、OPムービーも新海さんが手掛けなかったのですが、それでも変わらずminoriクオリティが如何なく発揮された作品です。

本当に綺麗過ぎるシナリオと結末ですが、minoriが大好きな方は是非ともプレイしてもらいたい作品ですねー。

 

 


シナリオ(35点)


minoriらしい作品内容と演出。綺麗過ぎるシナリオ
ベタベタの王道作品。王道でありながらもストレートに感動させる事が出来るのはminoriの演出力とグラフィック力から成せる技だろう。

世界が滅亡すると言う背景に100年も外界から隔離された少女(残り短命)と過酷な戦場で生き抜いた一人の少年の恋物語
残り僅かの命を背に外界に憧れた少女が地球と言う最後の楽園に残り、少年とともに終末の人生を送る…。

これだけ見れば、最後はどうくるか、そしてどのように泣かせてくるのかも想像出来るシナリオであり、製作陣も自信満々に直球でユーザーの思惑通りに投げてくるもんだからね…。

本当に綺麗過ぎるお話なんですよ…理想的な結末、泣いてくれと言わんばかりの演出、どこまでも都合的なおとぎ話のようなシナリオなんですが、上記も書いたようにブランドの成せる力技だからこそ、これだけベタでも感動するのではないかなと。

綺麗過ぎると言うのがこのminoriの特徴でもあり、それが合わない方はとことんブランドが出す作品は合わないのではないだろうか。

何故地球が滅びる事になったのかなどSF的観点は皆無であり、完全に二人に焦点を当てた恋愛物語なので、細かい描写や設定、構成などは詳細には語られておりません。
シナリオの背景描写は構わないとしても、中心となる二人や周りを取り巻くキャラクターの心理描写は作品が短いだけあって、物足りない部分はあるかも。

前半は、シオンが脱出するまでの過程、後半は主人公とシオンの二人の生活からの視点の二部構成で分かれている。

SF的観点、フェリクスと言った重要な部分の説明不足
物語前半で語られる、シオンが脱出するまでの過程だが、軍事的背景があるだけにもっと上からの視点で語られるのかと思いきや、あっさりと事無き終えるので、物凄い肩すかしを喰らった気分。
後半は必ずや起伏が無く、シオンの死が確定されているお話は想像内で解る事なので、そこまでの過程をどれだけ濃厚に描く事によって、後半がどれだけ活きるかが一つの瀬戸際だったと思っていたので残念。

そもそもエリカあれだけの能力があるにも関わらず、フェリクスとは一体何なのか?思慮深い感情を内に持っているのにも関わらず、シオンやエリカ達フェリクスはただ地球人に作られ、地球人の地球外脱出の為に利用されているだけの存在でしか成らず、当然外界に出されない背景などはあまりにも平坦な設定であり、容易に想像出来る範囲内なので、それ以上に踏み込んだ視点や後付けなどが欲しかった。

それらはあくまでも二人に焦点を絞った結果、存外にしてしまったのは焦点ボケさせない上でもそれが演出なら仕方は無い…と思ったとしても

シオンと主人公の動機付けが甘いので、シオンが外界に憧れる強い想い、主人公がシオンの手を引く理由が想いの強さなど、端的に描かれているので…、それでこそ『ef』のような長い視点から語られれば、それだけ想いの強さが分かるのですが…シンプルなシナリオこそminoriの作風であり、それを最大限に活かす演出やグラフィックと言う強力な武器があるにもかかわらず、短的、簡易に語るのではなく、もっとシンプルでも王道でもいいのだから、長い視点で語ってほしかったと言うのが最大の不満点かも…。

要は短すぎるのと、背景の説明描写の弱さかなーと。ぶっちゃけminoriのクオリティなら冗長的であっても私は全然構わないって事です…。

ラストはあれだけ素晴らしい舞台が用意されているだけに惜しい作品かなと。

 

キャラクター(11点)


■ヒロイン
選択肢無しの一本道なので、実質シオンがヒロイン。

・シオン
遺伝子改良により生み出されたフェリクス(人間とは違って高知能、長寿)。
フェリクスの中でもずば抜けた知能の持ち主で、地球脱出計画の中心的存在、100年も研究所に閉じ込められて計画を練っていたある意味箱入り娘…。

■主人公
超人。戦場では殺しに長けた殺人マシーン。その内面は、昔別れた”姉”の影響を強く受けており、強い精神力と意思を持ったまさにパーフェクト主人公…。

作品がかなり堅いので、一種の娯楽作品としては程遠く、作品を固めるキャラクターも皆生真面目で笑えるようなエンタメ要素はほとんど無い…。
minori作品は相変わらずだが、全員綺麗なキャラクターばかり。

 

システム(17点)


■インターフェース
まぁ言うまでも無くminoriクオリティの高さ。演出は相変わらずです。特に今作品は光源の扱い方が絶妙で、青空、夕空のシーンが多く背景とキャラクターの見栄えが抜群だ。
前作と同様のクオリティを維持し続けていく製作陣には天晴れです。

今回はキャラクターのエフェクトは目・口パクのみですが、変わらず好印象です。

 

CG & BGM(14点)


■キャラ絵
かなり綺麗です。目が大きいのが印象的ですが、全体的に質感のあるキャラクター像です。

■背景画
相変わらず美しい。光の加減が特に巧みに描かれています。
湖畔に映る夕空が特に印象的でした…。

 

■CG鑑賞
全199枚。細かい物を含めると、前作同様に3,4倍ほど枚数が膨れるんじゃないかと…。すごい。
相変わらず美しい。

■BGM
全32曲。

重厚な音楽。世界観とマッチした良いサウンドだと思います。
私的には原田ひとみさんの声はもう一つ好きになれないのが残念。

 

総評(77点 Bランク)


前作に比べて内容やシナリオのボリュームに満足できないかもしれませんが、minoriらしいクオリティの良さはしっかりと作品に活きています。
世界の終わり…と言う重い内容ですが、鬱になると言うほど重く無く、非常に美しい結末を迎えています。

彼等が持つ意思の強さと、想いの強さ、そして生きると言う生命の美しさが美麗に描かれています。

 

eden* They were only two, on the planet OP (youtube) OP主題歌 『little explorer 』 歌:原田ひとみ

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ef – the first tale.
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