ギャルゲー・エロゲーを中心とするレビューを綴るブログであります。基本ネタバレありです。
2016年は8作品。久々に熱が出た。今年は…今のところ気になる作品もない。

るいは智を呼ぶ

2009.09.29 by てるりん♪

17.るいは智を呼ぶ
原画・キャラクターデザイン:さえき北都
企画・シナリオ:日野亘、衆堂ジョオ
オープニングテーマ:『絆(きずな)』
エンディングテーマ:『宝物』

 

 

 

<ストーリー>
私立南聡学園に通う美少女、和久津智には〝痣〟があった。
呪いの痣。
痣を持つ者に〝あるひとつの行動〟を禁じる呪われた徴。

ある日、智の許に一通の手紙が届く。
それは、死んだはずの母からの手紙。
そこに記されていた母からの命――

『皆元さんを頼りなさい』

件の人物、皆本信吾の一人娘、皆本るいの許を訪れる智。
そこで出会った少女、るいは家なき娘だった。

たてつづけに起こるトラブル。
火事、都市伝説との遭遇、轢殺未遂、裏社会に追われる少女。
その中で出会った6人の少女達。

(by wikipeadiaより参照)

■テーマ度数

pikautu
pikanaki
pikaikari
2 2 3

鬱…見方によっては鬱的な重いテーマ。呪いとそれに関わる対人関係が描かれています。
泣…泣けるような展開ではないかな…。寧ろ考えさせられるシナリオ的な感じ。
燃…展開によっては燃えるようなシーンが多く描かれています。

 

<感想>※基本ネタばれありです
主人公が…実は●だった…ってケース観た事無いので結構斬新だったり…。
テーマ的に『CROSS†CHANNEL』類似している感じです。『孤独』や『友情』や『絆』と言った『人との繋がり』がテーマ。

 

 

シナリオ(35点)


全てのシナリオをプレイしてこそ意味があるゲーム。いや、寧ろ最後のシナリオに意味があるゲーム。
シナリオは頭とお尻が固定。
皆元るい(固定) ⇒( 花城花鶏 ⇒ 鳴滝こより ⇒ 白鞘伊代 )⇒ 茅場茜子(固定TRUE END)って感じです。

テーマの固執とキャラクターの位置づけ(呪い)※主観的な考え
テーマが孤独・絆が本質である。絆に関しては存分に描いている。『呪い』と言う枷を持つ仲間達にしか『わかりあえない』『孤独』の重さはテキストからも伝わってくる。『力』の代償に『死』と隣り合わせで日常がままならない生活には確かに想像だけでも恐怖すら感じる。仲間でいる日常の生活と『孤独』でいる非日常の生活の辛さが存分に伝わる。

しかし…

このゲームやたらと社会を悪として描いている点が…気に入りません。勧善懲悪の世界はキャラやテーマ性を立たせる為の構成になのだろうけど。余りにも社会悪と言う形が露骨に表示されているのには違和感を持ってしまう。(三宅の扱いやこよりの姉の扱い『要は大人の扱いね』、るいの親は救いでもある)個々のルートをプレイしてシコリが残っていたのは、全て『呪い』と『力』を正当化させてしまった事。ようは『個』も選ばず、『社会』も選ばず、同じ重みを持つ『群』を選んで終わっていたから。ある意味、逃げとも取れるよね。そういう生き方も悪くはないが何も解決になってないので。(茜子ルートがなかったら評価ガタ落ち、正直個々のシナリオは面白味や重みに欠けていたので)
正直言うと『呪い』を課せられて、社会や人に対して強い葛藤を感じたのが主人公と茜子と(伊代)だけなので。重さからしても。他3人は正直言うと『呪い』の重さからしても、絶望的とは言えない程重みがない…。
そこまで無茶苦茶に葛藤する程の呪いとは思えない…(力の利便性を思えば…)、日々の言動・行動が制限されるのは仕方ないですが…。
それでもテキストや背景にも重みがない。性格的なモノも含めて。孤独と言うテーマ性にはそぐわず、その為に姉妹愛や家族愛に方向転換したのかもしれませんが、その割には社会や家族に対しての扱いがどれもこれも結果的に存外な扱いだったってのが…(るいの家族以外)。それで結局群れで…って…。(特に、こよりルートは完全に社会を相手に回しての終わり方だったのでゲンナリした。)
花鶏は自身をよく知っている上での(性格的な立場からも)呪い(テーマ的にも相反だしね)との葛藤があったので感情移入出来る。

後、個々のヒロインルートに入ると、主人公がいてからこそ…ってのがかなり偏って描かれていたので、より自身に対する葛藤が希薄になってしまった点。その為か、こよりやるいは、いや主人公以外どうしてもシナリオに合わせてキャラが造詣されてしまっている!シナリオのご都合主義に合わせられている!と言う点が伝わってきてしまって…。違和感なく練り上げてもらいたかった…。

そう意味で、茜子ENDの存在でシコリを消化させてくれたのよねぇ…。私の取っての救いw。恵の存在はかなりパンチを利かせた立場だったなーと。恵のキャラクター設定、呪いがかなり巧く使われていたなと。そこら辺、細かい構成の巧さはあるのに、枯れ葉を隠すなら森の中に隠せ(?)、みたいな諺があったけど、森自体が歪になっている点が勿体なかった。

 

キャラクター(12点)


■ヒロイン
ヒロインはそれぞれ特徴的な『呪い』と力を持ってます。キャラクターの性格に合わせた能力。
何というか…属性の位置づけが難しく、ギャルゲーにはあまりいないような個性的なヒロイン達かなぁと。
一部自我が強い人間がいるので時折言動に怒りを覚える事があるかも。

私的には花鶏のキャラクター性が好き。主人公とお姉さんの絡みもあれば尚更面白かったんだけどな…。
しかし、まぁどのヒロインも主人公の容姿に見劣りしている時点でどうなのよ!って感じw
18禁シーンは特に違和感あるだろ…w

■主人公
主人公に関しては、台詞が鬱陶しいくらいに遠まわし過ぎる。
キャラ自体魅力はあるので、テキストさえ耐えれるなら良い主人公だと思うが…。

 

システム(15点)


■インターフェース
特徴が無いが、細かい点まで行き通ったユーザビリティのある操作性。
細かい点まで配慮している点は良い感じ。
クイックジャンプで前の次の選択肢が選べる点などスキップ機能は秀逸です。

■CG&回想シーン
全109枚。一人18枚程。
回想シーンはるいが3つ、花鶏が2つ、他1シーンずつ。

鑑賞系以外は無し。FDが出る予定。

 

CGBGM(11点)


■キャラ絵
CGは比較的に奇麗かな…。
もうちょい顔のバランスがもう一つな感がしますが…、暁WORKSのキャラ絵はどうも個人的に合わない感じ…。
服装は…学園服に私服のみだったかな…。見栄えはしないなぁ…。
てか、主人公が一番可愛いってやっぱどうなのよ…w

■背景画
街が舞台。特に印象はない…。

■BGM
全37曲。うち歌唱付きが2曲(OP/ED)のみ。もう少し曲目が欲しかった…。
せめて最後のEDだけ…。OPよED曲は印象に残る曲ではあるが、もう一つ…。
全体的に作品合わせた、何て言うんだろ…w
 

総評(73点 Bランク)


友情(絆)が熱く、描かれていたのでそれなりに楽しめました。特に歪で鬱的な展開でもないので、暗い感じはないです。
友情や絆、または展開がアンダーグラウンドっぽいハイテンポなアクションっぽい感じの作品なので、そちら系が好みな方はお勧め出来るかも…。シナリオや展開もミステリアス風に謎解きしていくので。

 

■るいは智を呼ぶ OP (youtube) OP主題歌 『絆』 歌:真里歌

 

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