ギャルゲー・エロゲーを中心とするレビューを綴るブログであります。基本ネタバレありです。
2016年は8作品。久々に熱が出た。今年は…今のところ気になる作品もない。

カタハネ

2010.02.07 by てるりん♪

  • 29.カタハネ
    企画/原案/原画:笛
  • シナリオ/構成:J-MENT
  • BGM:マッツミュージックスタジオ/Blueberry & Yogurt

 

 

 

<ストーリー>
ふかふかのベッドで目覚めたココは、そこが自分の知らない部屋であることにビックリ。
どうしてこんなところに居るのか知るために部屋を出て探検を始めれば、どうやらお城の中のようです。
そのうちココは迷子になってしまい、廊下で誰かが来るのを待ってみます。

……と、そこに現れたのは白いドレスに身を包んだキレイなお姫様・クリスティナと、白い羽根の人形・エファでした。

その後ココは、お城に居る色々な人たちとお話をします。
そして自分が人形であり、クリスティナやエファと共に『天使の羽ばたき』という劇をすることなどを知ります。
やがて、お姫様やエファと練習を重ねた『天使の羽ばたき』のリハーサルを迎えますが――

この劇には、誰もが予想しない……大きな陰謀が隠されていたのでした。

(by カタハネオフィシャルサイトから引用)

 

■テーマ度数

pikanaki
pikamoe
2 3

泣…歴史は紙や文献だけでは物語られない、本当の史実があった、“ココ”から始まる物語を堪能してください。(ほぼクロハネとラストw)
萌…萌えるというよりか、ココに取りあえず癒されたぁ…、可愛すぎるっ!

 

<感想>
カタハネをプレイしましたがこの手のゲームをプレイした中では『群像劇』という手法は初めてかな…?
小説を読んでいるような感覚で、世界観は世界名作劇場っぽい雰囲気です。
因みに女性同士の絡みがある百合ゲーでも有名な作品。製作側のTarteは既に無くRococoWorksとして活動されている模様です。

 

シナリオ(33点)


良くも悪くも、カタハネの片割れの話である、クロハネ編の良さと、ココルートの良さが光った作品。通常を描いたシロハネ編より、歴史の真実を描いたクロハネ編の方が光ってるってある意味勿体ない気がするなぁと感じた。

シロハネ編
現代を描いたカタハネ編のメインシナリオ。
演劇祭を行う為に、世界各地を旅しながら脚本を仕上げて、役者を選びながら、旅する主人公達の成長や友情などを描いたシナリオ。

(´・c_・` )ウーン・・。一言でいえばすごい退屈だった…。シナリオに波がなく、群像劇であるが故に誰が主人公という基点がないので、何というか、物語にはすごい入りやすいんだけど、満遍なくキャラクターを扱っている為に、どうにも誰に感情移入出来る?といったようなモノがない。

1週目ではセロとワカバ視点の結末、2週目はアンジェリナとベルの結末、3週目で本当のカタハネの意味を語るココの結末に分かれているのですが、このゲームは一体何を堪能するのか?という目的がないので、ある意味そこが群像劇の穴なのかなぁと。全てはココ結末に語られているので、最初のセロ&ワカバとアンジェリナ&ベルシナリオの必要性がほとんどない…。群像劇の割にはこの4人が互いを思う過程が存外に描かれているので、丁寧とは言えるほどでもない…。

1週目からクロハネ編が語られてしまうのは勿体ないと思えてならない。どうせならワカバとセロ、アンジェリナとベルの二人の視点で恋仲に落ちる過程を描いて、ココシナリオでクロハネ編とその結末を描いた方がバランス良く見れたと思うのですが…。

更にメインともいえる演劇祭の内容もほとんど味付けにすぎないので(深く描かれていない)、一体何のために旅していたの?と思ってしまう…。
結局はクロハネの真実とココの真実が全てだった…!って訳で、もう一つシロハネの良さが活きていなかったと思う。

 

クロハネ編
シロハネとは違い、過去に白・赤・青の国が争い、白の国の悲劇の結末を描いた、本当の歴史を描いたシナリオ。
アインを含め、デュアなど国に忠誠を誓うキャラクターの立ち位置が非常に良く描かれており、国を思うが故の彼らの行動が美しく描かれている。
クロハネでは本当の真実を描く事で、シロハネ編でどう活きるのか楽しみにしていたが、結局はココに託された思いや記憶を解き明かすOnly![ ´Д`]オーノー!何でやねん!まぁ結局全ては3週目のココルート以外おまけみたいなもんだったと…。

しかも、クロハネ編も残念ながらクリスティナ姫とエファの位置づけどうにもこうにも…。特にクリスティナ姫って結構勝手なのよねぇ…。しかも自覚していながら自滅していくのも…、ほとんど百合百合プレイしか見せ場がなく、私的にそんなのやってる暇あったら、もっと面白い展開をみせてっ!って思うぐらい蛇足感丸出し。

アインとヴァレリーあたりの駆け引きは非常に面白く、事が進むにつれテンポよく緊張感を味わえる湯加減になっていくので…。Secret Storyはまぁココシナリオで出すべきだったとしても、どうせならクロハネ編事、全てココシナリオに持ってこれば良かった訳で…。

兎に角ココの純粋な心が周りを緩和させていく、良い潤滑材で、このねーココのキャラクターは本当に良かったとしか言えないっすねぇ。周りがキビキビした展開でも天真爛漫な性格+声優さんの演技に賛美を!

■BESTシナリオ : ココ編

 

キャラクター(10点)


■ヒロイン
ココの天真爛漫の明るさは本当に癒されました…。
少なくてもココ無しでは始まらない物語でもあるので、良い意味でシナリオに対して泣き所を注入してくれてた存在でした。ココは最高っ!
ただ全体的に言うと私的にはあまり好みじゃない…。セロやワカバあたりはなんっつーか…、特にワカバのキャラあたりは本当に好みが分かれそうな感じがするんだなぁ…。私的には駄目…。
典型的な厨2臭い感じがどうにも受け付けられない。(ワカバ兄弟)

クロハネ編は皆それぞれ良く出来たキャラクターだけど、クリスティナ姫の周りの見え無さには流石に…、私的に百合は駄目っす…。

■主人公
群像劇なので主人公と言う概念は無し。

■BESTキャラクター : ココ

システム(14点)


■インターフェース
群像劇を取り入れた手法は半々かなー。私的に悪くはないと思うが、逆に悪い部分も露見した感じ。
所々展開で入れ替わる為に、スキップ機能があまり役に立ってない悲劇もあるのだが、全体的にシンプルで使いやすいシステムだったなーと思います。
細かい部分を言えば、メニューを選ぶ度のローディングが長い、CG鑑賞などは1ページずつしか移動できないなど…。

■CG鑑賞&回想シーン
クロハネ:34枚 3シーン
シロハネ:93枚 6シーン

 

CG & BGM(13点)


■キャラ絵
CGの上手さが際立っていましたねー。
キャラクターはタッチの柔らかさが上手くて、背景に良く溶け込んでいた感じです。
キャラ絵は好みではないが、綺麗な部類です。全体的に可愛らしい感じ。

■背景画
特に背景がすごい美しい。世界観を表した作画が見事です。
BGMに関しては世界観とマッチした音楽の良さが光った。EDやOPも良くマッチしていて耳障り良し!

その他(2点)


ココの可愛らしさに加点っ!って感じです。全てはココに始まってココで終わる!ココ以外のキャラクターはほぼ皆無に等しいだろ…。

 

総評(72点 Bランク)


良くも悪くもそれなりに楽しめる作品…だったとは思いますが、やはりクロハネとシロハネの良さと悪さが露骨に出ていた感じで…。群像劇もあまり上手く活かせていないと思いました…。真性な百合ゲーなんで、エロゲーとしても正直物足りなさがあるんじゃないでそうか?
兎に角、何度も書いている気がするが、ココの良さが最たるものでした。

百合ゲー好きや世界名作劇場的な雰囲気が好きな方はお勧め出来る作品です。

・面白い
群像劇を使った個々のキャラクター心情が描かれている。ココの純粋な所が可愛らしい

・残念
シロハネ が非常に退屈…。波が無い点。

 

カタハネ OP (youtube) OP主題歌 『Alea jacta est!』 歌:Rita

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